'メディア' カテゴリーのアーカイブ

04
8月
09

ベネズエラのラジオ放送免許停止について

ベネズエラでラジオ局の放送免許が停止されたというニュースは、日本のと大手マスコミでも取り上げられたが、概してチャベス大統領が反対派の言論を押さえ込もうとしているというような報道である。実際のところ本当にそうなのであろうか?2002年4月ベネズエラでの失敗したクーデターにアメリカ政府が関わっていたことをその著書で暴いたエバ・ゴリンジャー氏は、自身のブログで以下のように述べている。

…ベネズエラの反対派グループは、チャベスに対するクーデターを引き起こそうとしている、再び。行政上の違反のためベネズエラの通信委員会(CONATEL)による34のラジオ局の放送免許の停止に対して全国での不安定化活動を呼びかけている。明らかに、34の停止された放送局は、完全に通信法と行政手続に違反している。その中には、放送局の運営者や所有者がそれらの周波数で放送する許可さえ持っていなかった例や、他にも許可が古くまったく更新されていなかった例、CONATELからの承認なしに第三者へ不法に譲渡されていた例があった。

いずれにしても、ベネズエラの反対派は、ベネズエラ政府に対する抗議の呼びかけと不安定化行動への国際社会の支持を呼びかける口実にこの状況を利用している。電波におけるメディアの放送免許の停止は常に政治的色合いで見ることができる一方で、遵守されなければならない法律や規則もまた存在し、この場合CONATELは単純に法律を実施しているにすぎない。放送を続けながら法律を遵守している他のラジオ局は、まだたくさん(数百局)あり、その大部分は反対派が運営している。法律に違反するものは罰せられるだろう。それが法治国家である民主主義国の運営の仕方である。

Creative Commons License
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

13
7月
09

ホンジュラスでまたジャーナリスト拘束される

ベネズエラのテレビ局ベネズエラTV(VTV)とテレスール(TeleSUR)のリポーターと特派員がクーデター政府によって拘束された。ベネズエラのニコラス・マドゥーロ外相が交渉に乗り出しジャーナリストらは解放されたが、VTVの報道によると、ある警官はジャーナリストらに対して、「ここから出て行け、お前たち全員退去しなければならない、この国でお前たちがすることは何もない」と言ったという。

テレスールのジャーナリストであるマデリン・ガルシア氏によると、警察はテレスール報道チームが滞在しているホテルへ来ると何の説明もなしに拘束したという。

ラテンアメリカジャーナリスト連盟は、クーデター政府による逮捕を非難し、連盟のエルネスト・カルモナ書記長は、「ホンジュラスは、政治的、歴史的後退の危機にある…ゆえにジャーナリストがそこにいて、歴史の目撃者として役割を果たすことは基本である」と語った。

記事原文

この記事は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

Creative Commons License

09
7月
09

ホンジュラス・クーデター11日目

  • セラヤ大統領が帰国を試みた7月6日、軍による発砲で青年が殺されたが、クーデター支持の日刊紙ラ・プレンサ(La PRensa)は、この時の写真を修正して掲載していた。(写真左:ラ・プレンサ紙に掲載されたもの。写真右:AP通信のエドゥアルド・ベルドゥゴ氏撮影)
    後ほど、ラ・プレンサ紙は、「作業(proceso)」ミスと発表した。(写真下参照)
  • 写真修正訂正

  • 木曜日に予定されているセラヤ大統領とクーデター首謀者間の初の直接「交渉」であるが、弁護士で作家のエバ・ゴリンジャー氏は、ロベルト・ミチェレッティ・クーデター大統領側がどんなことがあってもセラヤ大統領の大統領職復帰はないという姿勢を固辞している点を指摘して、交渉は困難になるだろうと述べている。また、その交渉自体の危険性について次のように警告している。
  • (アメリカによって押し付けられた)交渉がなぜ行なわれるか疑問はいまだ残っている。解決策を探る「話し合い」への対等な参加をクーデター政府に与えることによって、彼らの違法な行動が合法化されている。これは、危険で容認できない前例を選挙で選ばれた指導者を権力から排除し、そして政治的立場を獲得し民主的制度を弱体化させる解決法を「交渉」することを企む他のクーデターグループにつくる。ベネズエラのチャベス大統領反対派は、政府によって人権と憲法による保障が侵害されていると主張する以上、自分たちの都合に良い方へ仲介するよう米州機構(OAS)に働きかけることによって既にこれを誇張しようとしている。これが真実でないにも拘らず、ベネズエラの反対派は注目を集める例としてホンジュラスを利用している。(Link)

    また、ホンジュラス・クーデターにおけるアメリカ・オバマ政権の対応について、次のように述べている。

    大統領としてオバマ氏の最初の6ヶ月は、ラテンアメリカではあまりよくない。ここからは、昔と変わらない干渉と支配戦略に従事する昔と変わらない人びとが見える。幸運にも、ラテンアメリカは、昔と変わらない米国の裏庭ではない。ここでの人民の運動は、立ち上がり、そして米国帝国主義と攻撃の押し付けに対して警戒し一歩も引いていない。(Link)

    この記事(写真除く)は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

    Creative Commons License

    07
    7月
    09

    [ホンジュラス]メディア「テレクーデター」にYouTubeで対抗

    ビデオタイトル:「ホンジュラスでは何も起きていない」

    ホンジュラスでは、クーデター政府によりメディア検閲が行なわれ、ミチェレッティ派に批判的なテレビ、ラジオ局などはできなくなっている。今回のクーデターで特ダネニュースを伝えてその存在が際立っているテレスールは当然のことながら、CNNスペイン語放送も放送が禁止されている。また、現在見ることができるチャンネルでは、クーデターは起こっていないという演説を放送したり、以前行なわれたクーデター政府支持派によるデモの様子繰り返し流しているそうだ。

    これに対して反クーデターの青年らは、家庭用デジタルビデオカメラや携帯電話で撮影した映像をYouTubeに流している実態をフランスのAFP通信がリポートしている。工学専攻の学生セサル・シルバさんは、「僕らは、『テレクーデター』と呼んでいる、なぜなら国内のチャンネルでは何が起こっているか現実を見ることができないからです。」「当然のことだけれど、もし彼らが高速インターネットを切断したら、僕らは死んだも同然だ。」とAFPに語っている。また、ジャーナリズム専攻の学生アドリアナ・アルバレドさんは、「私たちは、サイトについてのニュースを口コミや、デモの際にビラを使って広めています。ホンジュラスの大半の人びとは、インターネットへのアクセスがないけれど、世界中が見ることができるのでやっています。」と話している。

    [その他ニュース]
    憲法で認められた人権を停止する法律が施行されて以来、少なくとも651人が逮捕された。(Link)


    日曜日の衝突で殺害されたオベド・ムリジョさん(19)の埋葬の準備をする人びと[EPA]

    この記事(写真除く)は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

    Creative Commons License

    21
    6月
    09

    チャベスの社会主義論TVシリーズ

    チャベス、社会主義論テレビシリーズを司会

    Venezuelanalysis.comニュース(訳)
    June 12th 2009, by James Suggett – Venezuelanalysis.com

    2009年6月12日

    木曜日夜、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は週1回の大統領トーク番組『こんにちは大統領』の特集シリーズとなるものの第1回を司会した。これらの特集のねらいは、社会主義変革理論であり、日曜午後の放送の普段のテーマである時事問題の議論や政府計画の発表とは対照的である。

    「革命理論がなければ革命はありえない」とチャベス氏は、メモを取る支持者の聴衆に語った。「科学、理論、方法は何でも構築するために重要である。」

    教師のような口調で、コミューンは「我々が社会主義を産み出す空間」であるべきだとチャベス氏は述べた。組織された地元地域社会は、「コミューンの手に生産手段の所有権」を置くという目標を持って、これらのコミューンを形成するために率先してやらなければならない、とチャベス氏は語った。

    続きを読む




    ベネズエラ憲法
    Watch videos at Vodpod and other videos from this collection.

    Flickr Venezuela Photos

    El Ávila

    El Ávila

    El Ávila

    El Ávila

    Edo. de Miranda Playa Rio Chico

    More Photos

    クリエイティブ・コモンズ

    Creative Commons License
    このブログ は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。