チャベス派、国民投票敗北の理由を分析

2007/12/6 – Chris Carlson – Venezueranalysis.com

日曜日の憲法改定国民投票の後、様々なチャベス派の指導者たちが先週日曜の国民投票で勝てなか、た理由を分析した。大部分の指導者らは、改定の内容を説明するチャベス派のキャンペーンの失敗とメディアのねじまげにより、住民の間に疑いや困惑があったことに同意。指導者らは、この運動やベネズエラ統一社会主義党(PSUV)内部での自己批判と反映の過程を要求した。

「もし批判がなければ、もし自己批判がなければ、私たちは革命を建設することはけっしてないだろう」とチャベス派の国会議員ルイス・タスコン氏は言った。「チャベス主義は、ベネズエラにおける根本的な力であり、チャベス主義はこの国を建設し続けるだろう、しかし私たちは私たち自身を見直す必要がある。私たちは、失ってしまった謙虚さを取り戻さなければならない。」

タスコン氏は、改定案が否決されたのはチャベス支持の人びとが反対票を投じたからではなく、チャベス派の人びとの結集に失敗したからだと述べた。タスコン氏は、彼自身多くの内部問題を抱え選挙を勝ち抜くためには効率がよくない最近結成されたPSUVの再構成を呼びかけた。タスコン氏は、600万の人びとが党に登録されているが、そのうち400万を少し上回る人びとだけが改定に投票したことを指摘した。

元副大統領で忠実なチャベス支持派のホセ・ビンセント・ランヘル氏もまた、政府がその運営方法を見直し、政府内の官僚主義を「一掃する」過程を行なうことを要求した。

ランヘル氏は、憲法改定は複雑すぎて住民の間で混乱を呼んだと提言。国民議会は、チャベスの原案へさらに変更を付け加えるようなことはするべきでなかったと、ランヘル氏は述べた。

「チャベスが提案した33条項だけで十分だった。新しい権力の配置というような、チャベス案だけでも複雑なことがあった」とランヘル氏。

しかし元副大統領は、「メディアによる攻撃と誤まった情報の氾濫にも関わらず」50%近くの有権者が社会主義プロジェクトを支持したことを挙げて、投票率は成功だったと見なした。「あんなことは世界のどこにも起こったことがない」とランヘル氏は付け加えた。

他の活動家らも、改定について住民の間の恐れや困惑が投票での敗北につながったという同様の批判を行なった。彼らは、PSUV、そして人びとに改定について知らせ、メディアの攻撃とたたかう投票キャンペーンの失敗を指摘した。

「全般的に言って、私たちは反対派が住民の多くに浸透させた恐怖を打ち砕けなかった」と憲法改定を守るためのボリバル委員会の副委員長、アルフレド・アルシラ氏は言った。

反対派メディアキャンペーンは、改定内容について嘘を言い、「それが本当になるまで何千回も繰り返す」というゲッベルスの手法を使って恐怖を作り出したとアルシラ氏は述べた。

アルシラ氏は、政府が私有財産を取り上げるという主張を含め、反対派のキャンペーンで最もよくあったごまかしのいくつかは、改定によってチャベスが「終身大統領」になるということと、全ての子どもは国家の所有となるということであったと言及した。

「反対派は、住民に疑いを植え付け困惑を作り出す嘘に頼った」とアルシラ氏は言った。

しかし、アルシラ氏は,、活動家たちは誰かに責任をなすりつけようとしているのではなく、「第一歩として自己批判を取り入れ」ようとしていると断言した。アルシラ氏は、PSUVと全ての政府の地位の人びとの中で誰が本当に革命に献身であるか深い内省の過程を求めた。また、アルシラ氏は敗北を高い水準の棄権によるものとした。

「増加した棄権には、絶対に『ノー』とは投票しないであろう300百万のチャベス派の人びとも含まれていたが、彼らは恐怖や疑惑を抱いて家にいることを選んだ」とアルシラ氏は述べた。

チャベス支持政党のすべては祖国のために(PPT)とベネズエラ共産党(PCV)も住民は改定に困惑していたとチャベス派指導者らの分析に同意した。

「真の改定の内容以上に反対派は人びとの感情をより動かした」とPPTの事務局長ホセ・アルボルノス氏は言った。「住民は改定が何を提案しているか理解していなかった。」

アルボルノス氏はまた、改定について有権者に知らせ、提案に対する人びとの疑いを取り除くことの失敗を指摘した。

「地域や学校、職場へと広めるより大きな努力があるべきだった。私たちは、何が人びとの恐怖であったか特定すべきだtった。反対派は、子どもの親権を失うというように多くのことをごまかした。あれは、住民の中で敏感な部分だった。」

敗北を勝利に変える

チャベス派の指導者の大部分は、ある意味でこの敗北も勝利であると証明できるかもしれないということで合意した。ルイス・タスコン氏は、「革命内部の革命」を生み出し、ベネズエラは民主主義であるということを反対派に認識させられるだろうと述べた。

「私たちはこの敗北を勝利に変えられると思う、なぜならそれは革命内部の革命を保障するからだ」とタスコン氏は言った。「ベネズエラを革命するために、私たちはチャベス主義を革命しなければならない。」

「勝てなかったから、私は傷ついた」とタスコン氏は続けた、「しかしそれを除いて私たちは多くのことを勝ち取った。私たちの選挙制度は透明だと証明した、反対派はついに1999年憲法を受け入れた、そして反対派の急進的な部門は弱くなった」

「ベネズエラは幸せだ、しかし多くのことについて私たちは論議しなければならないが」とタスコン氏は締めくくった。

記事URL:http://venezuelanalysis.com/news/2969


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