ベネズエラ、中米との関係強化

2008年1月16日-カラカス-Venezuelanaysis.com

ホンジュラスのオルテガ大統領とベネズエラのチャベス大統領グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアを3日間で駆け足訪問した後、ベネズエラのチャベス大統領は、ベネズエラとこれらの中米諸国との関係を強化し、今日、ベネズエラに戻った。この訪問期間中、チャベスは、ベネズエラとコロンビアの関係について更に声明を発表した。

写真左:ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領とベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、ニカラグアの実業家らと会談。(ABN)

<記事要約>
初めにグアテマラのアルバロ・コロン大統領の就任式に出席したチャベス大統領は、コロン新大統領と会談。両首脳は、エネルギーと社会的政策分野での協力を進めていくことを約束した。

次にホンジュラスのホセ・マヌエル・セラヤ大統領に招待されて、チャベス大統領は初めてこのカリブ海に面する中米の国を訪問した。この会談で、2004年にベネズエラによって始められたカリブ海諸国の石油に関する提携であるペトロカリベにホンジュラスが参加することが決まった。また、昨年の暮れには既に、ベネズエラに対するホンジュラスの3億ドルに上る負債を全て帳消しにすることをチャベス大統領は発表している。

その他にも、ホンジュラスで行なわれているベネズエラによる奇跡計画で、一千人以上のホンジュラスの人びとに眼病手術を無料で行なったことでチャベス大統領は表彰を受けている。

最後に、チャベス大統領はニカラグアを訪れ、ダニエル・オルテガ大統領と会談した。ラテンアメリカとカリブ海諸国の社会・政治・経済の統合を目指す国際協力組織であるALBA(ボリーバル的米州代替構想)参加国として、ニカラグアは発電機の供給を受けており、新たに60メガワットの発電機が近く送られてくることをチャベス大統領が発表。また、この会談中、チャベス大統領はカリブ海諸国における食糧の生産と商業化のための「Alcaribe(アルカリベ)」(「Alimentos del Caribe」の略、「カリブの食糧」の意)の創設を提言した。

この中米訪問中に、コロンビアの外務長官がコロンビア革命軍(FARC)と民族解放軍(ELN)をテロリストではなく反乱軍として認めるようチャベス大統領が呼びかけていることに対して、内政干渉だと苦情を訴えた。しかし、チャベス大統領は、コロンビアの紛争によってベネズエラも影響を受けていると反論。FARCによる「誘拐やテロ行為」を非難しつつ、チャベス大統領は、暴力による紛争の解決はないと改めて主張した。

記事URL:http://www.venezuelanalysis.com/news/3074
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