(ニュース)中南米、コロンビアの攻撃を非難

Venezuelanaysis.comニュース(完訳)
2008年3月3日-カラカス-
March 3rd 2008, by James Suggett Venezuelanalysis.com

エクアドルのコレア大統領ラテンアメリカの政府と地域組織は、エクアドルの国家主権と地域の統合を支持することを宣言し、そしてコロンビア革命軍(FARC)のトップレベルの指導者で外交官であるラウル・レジェスを含め、16人の反乱軍の死者を出した土曜日早朝のエクアドル領内でのFARCに対するコロンビア軍による攻撃を大いに非難した。

エクアドルのラファエル・コレア大統領は、日曜日、「彼らが我々の主権を侵していたという完全な良心でもって」コロンビアの「計画的空爆」とそれに続く60人のコロンビア歩兵によって突き進められた「受け入れられない侵略」があった今、エクアドルとの国際的連帯をテレビで訴えた。

写真上:コロンビア大使の国外退去を発表するエクアドルのラファエル・コレア大統領(AP)

コレア大統領は、「コロンビアの紛争の国際化を妨げる」ため、そして彼が言うところのウリベ政権がエクアドルに押し付けている最悪の攻撃の重大さをあらためて表明するために、すでに12以上のラテンアメリカ諸国、米州機構(OAS)、スペインの指導者らと話したと報道陣に明かした。

エクアドルの軍と政府関係者によって行なわれた調査は、攻撃はエクアドル領内10kmまで届いた計画的「殺りく」だったことは、「疑うべくもなく確認された」と、コレア大統領は発表した。

コロンビアのアルバロ・ウリベ大統領とフェルナンド・アラウホ外務長官は、異なった答弁を行ない、コロンビア南部を飛行していたコロンビアのヘリコプターがエクアドル領内へ向かって攻撃したと主張、コロンビア領内から指揮された「合法的な防衛」行動だと主張して攻撃を正当化した。

しかし、コレア大統領は、エクアドル領内での外国軍の攻撃を正当化するものは何もない、コロンビアの「真実とエクアドルの人びとへのごまかし」は、二国間の協定と国際法を侵している、「しかし、とりわけ兄弟国に存在すべきは、尊重と信頼だ」と述べた。

コロンビアのアラウホ外務長官は、外国領土へ不法に避難して地元住民に気概を加えていた「テロリスト」に対する両国にとっての防衛とこの攻撃をみなすようエクアドル政府へ要請した。

それに対して、エクアドル大統領は、「コロンビアは主権国家であり、我々もそうだ、そして国際法は、彼らが我々に伝えること、逮捕を実行するのはエクアドルの公的部隊であると要求している、過去の複数の事例があるように、常に人権に対する絶対的尊重をもって」と言明し、エクアドルはFARCを支持しない、反乱軍の「行為ややり方」を認めないとあらためて表明した。

エクアドルのレネ・バルガス・パッソ在ベネズエラ大使は、ベネズエラ政府のテレビチャンネル(VTV)で、眠っているゲリラキャンプ地へのコロンビアの攻撃には「軍事的正当性はない」、むしろ「平和を望まない、統合を望まない、戦争を望む人びとあるいは政府による挑発であり、全ての南米の人びとが反対しなければならない道だ、全ての羅手なめ理科の人びとは、平和、団結、統合を望んでいる」と述べた。

アンデス諸国の共同体の外交組織であるアンデス議会は、コロンビアの軍事装置は、ペンタゴン(米国防総省)の利害にゆがめられ、コロンビア関係者による信頼の破棄は、「南米の人びとの間での統一の構築」を妨げると断言してパッソ大使の分析に同意した。

28年間、国際NGOとしてエクアドルに本部があり、20以上の国々と共同し、アンデス議会の重要な要素となっている人権のためのラテンアメリカ協会(ALDHU)によると、攻撃は「国際人道法の最も基本的理念に対立」していた。

ファン・デ・ディオス・パラALDHU事務局長は、事件を「国境の尊重を調整する全ての国際基準に違反」した「侵略」そして「殺りく」と呼んだ。

また、チリのミシェル・バチェレ大統領は、チリの報道陣に「私たちは、国境の非尊重に同意できない、私たちは、エクアドルが攻撃されたと嘆きます」と語った。彼女は、個人的にコレア大統領と話し、「国同士の国境は、国際的合意を根拠としている」だから「合法であろうと非合法であろうと、いかなる目的」の違反は、「非常にデリケート」だと主張した。

また、ブラジル政府も、「最大限緊張を緩和し、人道的合意を達成するための指導力を新しくする」ための多国間外交努力の始動を発表した声明を出した。ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領は、報道によるとアルゼンチン、チリ、エクアドル、コロンビア、ベネズエラの大統領に相談している。マルコ・アウレリオ・ガルシア大統領特使は、地域の不安定化に影響し、よって「っ不干渉という我々の原則は、中立でいられない」と言う対立を世話するため、ブラジルの外交長官は今週サンパウロで予定されていた外交活動をキャンセルした。

アルゼンチンの外交局が出した声明では、「アルゼンチンは、明らかに地域における国の領土主権の侵害であることについて失望し、そしてとても憂慮する」そして、アルゼンチンは、「共通の立場を調整するために…活動と継続的接触」を続けるだろうと述べた。

パラグアイのニカノル・ドゥアルテ大統領は、「パラグアイは、国の主権、人民の自決権の正当性を立証し、国の領土主権への全ての外部からの攻撃、全ての権利剥奪、全ての放棄を糾弾する」と言明した。

同様に、ペルーのアラン・ガルシア大統領は、「非常に大きな関心事」を表明し、エクアドル領土へのコロンビアの侵入を「受け入れられない」と糾弾し、米州機構の緊急行動を要請した。

ボリビアの外務省によって出された声明にも非常に大きな懸念が表明され、国家主権を侵害するどのような行動も[正当化できない]と述べ、「理解と相互尊重の風潮」を基本とした「平和的、長期的、人道的」解決を呼びかけた。また、ボリビアは、「ボリビア憲法の指針に言い表されている平和的伝統」の線上での対立の仲介を申し出た。

同様のやり方で、メキシコのフェリペ・カルデロン大統領は、対話を促し、そしてもし両国が同意するならば仲介するとウリベ、コレア両大統領と直接やりとりした。

キューバのフィデル・カストロ元議長は、恥ずかしがらずに「ヤンキー帝国の殺りく計画の結果」と状況を診断し、アメリカとその同盟国によるそのような攻撃の長い歴史の後、「我々の大陸の南で戦争のラッパが激しく聞こえる…これは特に新しいわけではない。これは予見されていた」と再び言明した。

米州機構のホセ・ミゲル・インスルサ事務総長は、月曜日、火曜日のOAS通常総会に加え、エクアドル大統領により請願されたコロンビアの攻撃に関わる対立を取り扱う特別総会を開くと発表した。

インスルサ事務総長は、こkれは「我々の構成憲章の基本的価値にも影響する加盟国間の問題である」と述べ、「今週火曜日に国々が意見を交わすことができるまで」これ以上のコメントは差し控えた。

記事URL:http://www.venezuelanalysis.com/news/3229
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