新障がい者保健計画

(ニュース)ベネズエラ、障がい者保健の新計画を開始

Venezuelanaysis.comニュース(完訳)
2008年3月17日
March 17th 2008, by James Suggett – Venezuelanalysis.com

エルナンデス医師肖像画

ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、土曜日、障がいのあるベネズエラ人に限定して集中した「ミッション」として知られる新しい社会計画を開始した。1世紀前の伝説的「人民の医師」の地域保健への努力にあやかっているホセ・グレゴリオ・エルナンデス医師計画の主な目標は、一軒一軒、何人障がい者あるいは遺伝病を抱えている人がいるか、そして彼らの具体的要求を突き止めるために国勢調査が行なわれる。

昨年7月より、ベネズエラの23州の内5つの州がすでに行なっているとチャベス大統領が説明した、前例のない調査のため5億9200万ボリバル(2億7540万米ドル)の予算をチャベス大統領は発表した。

写真上:多くのベネズエラ人の間で聖人のように受け止められるホセ・グレゴリオ・エルナンデス医師

今までに6万6千人以上の障がい者が、ミランダ、スリア、デルタ・アマクロ、バルガスの各州で登録されている。政府系テレビ局VTVのニュース番組によると、首都特別区のリベルタドール区では、計画が今年2月21日に始まって以来、その他に83,324人が登録されている。

計画は、「分析以上のものを組み込むべきだ…予防計画を適用し、当面の必需品を補う必要がある」とチャベス大統領は主張した。障がい者は、「芸術グループ、コーラス、職業訓練計画に含まれる…私たちは、誰一人としてこれ以上取り残され、排除され、追いやられることがないことを望む」と大統領は、提言した。

ホセ・グレゴリオ・エルナンデス計画は、キューバとベネズエラの二国間協力合意の一部として、キューバ人医師の助力でベネズエラ全土の取り残された地域へ医療を提供しているバリオ・アデントロ計画の拡充である。

チャベス大統領は、土曜日、新計画は、地域統合医療ベネズエラ‐キューバ学校の学生によって一部実行される。これらの学生は、貧困地域の小さな診療所で居住し、インターンシップを行ない、今まで医療を受けていない地域の医療履歴を体系的に記録する、と説明した。先週、チャベス大統領は、地域統合医療の学生と直接会い、彼らの生活費への毎月の補助を2倍の500ボリバル(233ドル)にすると発表した。

計画の第1段階で、学生らは、遺伝病専門家、地元のバリオ・アデントロ計画の医師、心理学専攻の学生、そしてフランシスコ・デ・ミランダ前線の青年社会福祉士で構成される「カルテット」と共同する。地元の地域住民評議会のメンバーからの支援を受け、これらのチームは、身体、視覚、精神、聴覚障がいに関するアンケートを収集する。

第2段階では、調査結果を基に各地域の具体的要求が見極められ、そして車イス、歩行器、松葉杖、補聴器、特別マットレスといった新しい医療機器を使用して適切な処置が行なわれる。

土曜日、チャベス大統領に同席したキューバのマルシア・コバス公共保健副長官は、「障がいの研究は、社会的方法によってのみ可能です。繊細さを持ち、非常に人間的でなければなりません。真の社会主義革命は、子ども、高齢者、障がい者といった社会の最も脆弱な部分に自らを必ず従事させます。」

コバス副長官は、最近のベネズエラの複数の州をまわるツアーの中で、「ベネズエラ大統領が、障がい者に目を向けるのは初めてのことだとみなさん言われる」と裏付けた。

その主目的に加えて、計画はまた連邦保健省を通しての幼児と妊娠に対する特別な注視をもって、障がいの原因、予防、処置、社会的側面において、医師、リハビリテーション医、言語・理学療法士の訓練を促進する。

計画に行政支援を行なう社会参画・保護省のエリカ・ファリアス長官は、土曜日、「計画が全ての地域に達する後、続いてやることがあるべきでしょう、それによってこれらの友人の各自がバリオ・アデントロと革命の努力を信頼することができるでしょう」と強調した。

土曜日のイベントの多様な参加者は、障がいのある地元住民に関係する具体的な原因、結果、多岐に渡る危険要因についての書籍が各州で出版され、保健教育の地域利用の最適化を保障するために、地元のバリオ・アデントロ診療所で各書籍1冊利用できるよう提案した。

ルディト・ラミレス全国障がい者協議会会長は、計画を賞賛したが、公共交通機関も障がい者が利用できるように適応させることを推奨した。ラミレス会長はまた、多くの公共の場には、障がい者の利用を制限するバリアがあることを指摘した。

それに対してチャベス大統領は、公共交通労働者に障がい者の要求に対する繊細さを養うこと、そして社会に「新しい社会…愛、平等、団結の。その社会を達成するために重要である社会主義的良心、人間道徳、人間精神」を発達させることを呼びかけた。

ベネズエラのラモン・カリサレス副大統領は、ベネズエラが障がい者への戸別サービスを提供する世界で初めての国のひとつだと指摘し、ヘスス・マンティーヤ保健相は、「ラテンアメリカの良好と統合」への一歩前進するキューバとの協力を呼びかけた。

ホセ・グレゴリオ・エルナンデス医師計画は、2006年11月16日にベネズエラ国民議会を通過した障がい者法の保健条件を満たす。この法律は、3年以内に、障がい者が雇用の少なくとも5%を占めるようベネズエラ企業に命じており、50人以上雇用している企業にのみ2%枠を命じた旧法から一歩前進である。

この法律は、1999年の国民投票を通過したベネズエラ憲法第81条に基づいている。「障がい者や特別養護が必要な人は、自身の能力の完全で自主的な行使をする権利と家族と地域への統合の権利を持つ。」この権利は、「家族と社会の支援的参加とともに国」が条文に従って保障する。

ニュース原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/analysis/3279
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