ボリビア-ベネズエラ軍事協力

ボリビアとベネズエラ、軍事協力合意に調印
Venezuelanalysis.comニュース
May 23rd 2008, by James Suggett – Venezuelanalysis.com
2008年5月23日-メリダ

モラレス、チャベス両大統領

ボリビアのエボ・モラレス大統領とベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、金曜日の
ブラジルでの南米諸国連合(UNASUR)のサミットへ共に訪れる前に、二国間関係について論議し、軍事協力合意に署名するために、木曜日夕刻、カラカスで会談した。

「安全保障・防衛分野の覚書」には、訓練、能力強化、後方支援における協力が含まれ、そして「我々の防衛と民主主義を約束することで人民に利益をもたらすだろう」とチャベス大統領は宣言した。

合意には、ベネズエラの支援により、ボリビアの海軍基地建設の可能性も含まれ、グスタボ・ランヘル・ブリセーニョ・ベネズエラ防衛相、ウォーカー・サン・ミゲル・ロドリゲス・ボリビア防衛相、そしてホセ・ルイス・カバス・ボリビア海軍司令官によって支持された。

写真上:ボリビアのエボ・モラレス大統領は、ベネズエラの支援を得て「自らの軍事上の原則」を国は持つべきだと述べた。

ボリビアは、1879-83年のチリとの紛争で太平洋沿岸線を失ったが、自らの士官学校や湖と河川での演習がある海軍をまだ保持している。

協定は「ボリビア軍の威厳化にとって重要なステップである」とモラレス大統領は述べた。彼の国は、外国の利益のためではなく、人民に責任を負った「自らの軍事上の原則を持つこと」を決めていると説明した。

これは、ボリビア軍が「技術的、理知的準備のための余地が必要である」ことを意味すると、モラレス大統領は記者団に語った。

ベネズエラとボリビアは、以前、ボリビア国境沿いへの軍事基地建設に対し、ボリビアへのベネズエラによる財政支援を含めた2006年の軍事協力合意に調印した。

モラレス大統領の木曜日の訪問は、「ベネズエラとボリビア間の統合の過程を評価する目的を果たし、同時に」大陸の統一に関連したその他の議題内で南米防衛評議会に関する提案が議論されるなか、「UNASURサミットへ向けての準備としての役目を果たす」だろうとチャベスは語った。

ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領によって提唱された南米防衛評議会の構想は、ネルソン・ジョビン・ブラジル防衛長官による最近の発表によれば、地域の全ての大統領に支持されている。

「私は、全員と話した、評議会の制定へ向けての好意的な立場がある。何人かは、より熱心であり、そのほかはあまり熱心ではない、しかし評議会の創設には一貫性がある」と先週月曜日、ジョビン防衛長官は記者団に語った。

評議会は、今年末までに制定されると見られている。これは、紛争解決、防衛産業の統合、そして国際問題における地域共通の意見のための評議会を目的としている、とジョビン防衛長官は説明した。

UNASURサミットの日は、「歴史的な日、(独立運動指導者のシモン・)ボリバル、(先住民反植民地運動指導者の)トゥパック・カタリ、統一ラテンアメリカの夢を叶える機会」になるだろう、「我々全ての大統領が我々の祖先の指令を果たすために、出なければならないと私は思う」とモラレス大統領は宣言した。

統一は、地元の自治運動に脅かされる?

一方、ボリビア、ベネズエラ、エクアドルの肥沃で、資源豊富な地域の特権階級の反対派指導者らは、これらの国々を不安定化させようと脅かす自治運動を開始している。

5月4日、ボリビアの反対派指導者らは、国を分裂させ、国の資源を差し押さえする憲法違反で違法な試みと政府が見なした、東部サンタクルス州の自治を求める住民投票を実行した。同様の住民投票が、近隣のボリビアの州のベニ、パンド、タリハで、この6月に計画されている。

ボリビアのダビド・チョケウアンカ外相の今朝の発表によれば、ボリビア政府は、UNASURサミットで全ての南米大統領に分離独立派との衝突を解決するよう試みるボリビア政府への支持を批准するよう要求している。

ベネズエラは、既にボリビア政府への支持を制約しており、そして5月4日の住民投票前に自治の試みを受け入れなかった。その段階で、米州機構(OAS)は、ボリビアの領土的な、あるいは構造的な統合を「断絶するいかなる試み」を受け入れないとする決議を可決したが、住民投票については明言されなかった。

ボリビア政府は、ボリビアの全州からの代表をカトリック教会とともに対話のために招いて、近隣諸国やOASに仲介を求めた。

モラレス大統領と彼を支持する主要正統は最近、「国家の政治的構造の計画における協調した方法の自治規則のための明確な提案の統合」を促進する基本方針という「国の和解のための基盤」と題した提案を出した。

当初、自治に関する住民投票を合法と認められなかったら対話への参加を拒否した後、反対派指導者らは、限定された会談に同意した。モラレス大統領とボリビアの9人の知事はまた、今月8月に彼らの信任を問う国民投票を提出することに合意した。

この対立にかかわらず、ボリビア大統領は、国の過去のクーデターや政治的暗殺と比べて、現在の状況を政治的危機と呼ぶのは、「誇張」であると述べた。「私は、楽観的かどうかわからないが、みなさんに対して誠実でありたい。これは、危機的状況ではないと思う」とモラレス大統領は、述べた。

ニュース原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/analysis/3482
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