チャベス、新世界金融システムを推進

ベネズエラのチャベス、新世界金融システムをアルゼンチンで推進

Venezuelanalysis.comニュース
August 6th 2008, by James Suggett – Venezuelanalysis.com
2008年8月5日-メリダ

チャベス、ルラ、フェルナンデス各大統領

南米諸国は、新しい国際金融システムを構築している、とベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、月曜日、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領とブラジルのルイス・イナシオ・ダ・ルーラ・ダ・シルバ大統領とのブエノスアイレスでの会談後に述べた。

これとともに、チャベス大統領は、週末に最近国営化されたベネズエラ銀行は、更に多くのベネズエラの地方自治体にサービスを広げ、ブラジル職員の支援を受けながら、ラテンアメリカ最大の国有銀行であるカイサ・エコノミカ・ド・ブラジルのモデルを見習うと発表した。

写真上:ブラジルのルーラ、アルゼンチンのキルチネル、ベネズエラのチャベス各大統領は、アルゼンチンのブエノスアイレスで、開発計画を論議するために会談。(Prensa Presidencial)

「我々は、世界金融危機の只中にあり、だから新しい金融・経済システムの創設が必要なのだ」とアルゼンチンでの記者会見で、チャベス大統領は述べた。

チャベス大統領はまた、商業的結びつきを向上し、アルゼンチンの国立農業技術機関(INTI)との計画を論議するため、アルゼンチンのビジネス業界のトップらと会談した。計画の一つは、アルゼンチンの技術により200の「社会主義」工場を建設するというINTIとの契約で、そのうち30は、今月始めると計画されている。

合意には、新しく導入された技術のためのベネズエラの訓練プログラムのための技術援助と、ベネズエラの改修された国立社会主義教育訓練機関(INCES)との契約を通じたベネズエラ職員の訓練が含まれる。

「我々は、ベネズエラを産業化することを決心している、そしてあなた方には、アルゼンチンの産業化を再活性する用意があると私はわかっている」とチャベス大統領は、月曜日、アルゼンチンのビジネス業界トップらに語った。

チャベス大統領は、アルゼンチンとベネズエラがこれらの計画を確固たるものとした後、「これらのすばらしい計画を他の必要とする国々に広げる」ために共同で取り組むかもしれないと示唆した。

またチャベス大統領は、両国の統合のための「力強い原動力となり得る」アルゼンチンとの二国間投資基金を提案した。ベネズエラは、過去三年間、既に何十億ドルにも相当するアルゼンチンの債務を購入しており、両国は、ベネズエラのエネルギーとアルゼンチンの食料を交換する経済協定に調印している。

ベネズエラは現在、同様の二国間投資基金をイラン、ロシア、中国との間で始めている。チャベス大統領は、昨年11月、中国開発銀行によるベネズエラとの二国間投資基金への40億ドルの出資を具現化する新しい金融システムのもう一つの兆候として強調した。

ベネズエラの急成長する金融ネットワークの更なる兆しは、主に低所得層の3360万のブラジル人へサービスを行なうカイサ・エコノミカ・ド・ブラジルをベネズエラ銀行の手本にするチャベス大統領の計画である。先週火曜日、チャベス大統領と何人かの連邦閣僚は、カイサの代表らと私的な会合を行なった。

「ベネズエラ銀行について私が持っている計画の一つは、次の数週間で国有化されれば、市有化をし、それにより全国へ広まる」とチャベス大統領は、日曜日に説明した。

「この国には、金融機関がない地方自治体がたくさんある」と大統領は続けた。「我々は、我々の特殊性に適応させる良い経験を真似しなければならない」とブラジルの銀行に触れながら述べた。

銀行は、「富裕層や中産階級だけでなく、人民に」利益をもたらす「超近代的存在」であるべきだとチャベス大統領は付け加えた。

ロイター通信によると、カラカス株式市場インデックスは、火曜日、一部はベネズエラ銀行株の6.67%の反発により、0.37%上昇した。

最後に、ブラジルとパラグアイの国会承認がまだ必要なベネズエラの南米南部共同市場(メルコスール、MERCOSUR)への重要な加盟に関して、チャベス大統領は、ブエノスアイレスでの記者会見で、ベネズエラの承認に反対しているのはいずれの国においても多数派ではなく、むしろ「統合を妨げる」ために働きかけている「とても洗練された政界」だと強調した。

ニュース原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/analysis/3696
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

Creative Commons License

広告

コメントは停止中です。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。