チャベス&オバマ会談(1/2)

サミットでのチャベス&オバマ会談で米国・ベネズエラ関係再出発へ

Venezuelanalysis.comニュース(訳)
April 20th 2009, by Venezuelanalysis.com
2009年4月19日

チャベスとオバマ

地域の34カ国が参加したトリニダード・トバゴでの米州サミットで、米国とベネズエラの関係は、両国の大統領が初顔合わせして予想外の良い展開を見せた。

アメリカのバラク・オバマ大統領とベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、サミット期間中二度対話し、チャベス大統領による反ブッシュ発言の増加に繋がった2002年の失敗したクーデター計画への支援を含む、民主的に選ばれたチャベス政権を不安定化させるジョージ・W・ブッシュ前米国大統領の試みの後、悪化した両国の関係改善への最初の一歩を象徴した。

写真:第5回米州サミット終了後、和やかに話すウーゴ・チャベス、バラク・オバマ両大統領

4月17日金曜日のサミット第1回会議前、オバマ大統領から南米の指導者にあいさつした後、オバマ、チャベス量大統領は初めて面会した。「私はあなたの友人になりたい」とチャベス大統領はオバマ大統領に握手したときに言った。チャベス大統領は、オバマ大統領の姿勢に感謝した。「よいひとときだった」とチャベス大統領は、後に記者らに語った。「彼はとても聡明な男で、若く、そして彼は黒人だ。若い年齢にもかかわらず彼は経験ある政治家だ」と付け加えた。

オバマ大統領はその後、チャベス大統領がオバマ大統領に、ヨーロッパと米国による(南米)大陸の植民地主義と搾取の歴史について説明するウルグアイ作家のエドゥアルド・ガレアーノ氏の著書『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』を贈った中で、南米諸国連合(UNASUR)の大統領らと面会した。ソフトカバーの本には「オバマ氏へ、親愛とともに」というメッセージがあった。オバマ大統領は、後に記者らへ「私に本をくれるとは感じがいいと思った。私は読書家だ」と語った。

サミット最終日、オバマ大統領は再びチャベス大統領に近づいて数分間私的な話をした。オバマ大統領は、知られていない本をベストセラーに押し上げるブッククラブを持つアメリカの人気トークショー司会者のオプラ・ウィンフリー氏とチャベス大統領を比較する冗談を言った。チャベス大統領の大統領府報道局によれば「彼女が取り上げるものは何でも売れる」とオバマ大統領はチャベス大統領に言った。チャベス大統領がオバマ大統領に贈った本は、アマゾンの売り上げチャートで54295位から2位へジャンプした。

オバマ大統領との会話の中身について聞かれた時、チャベス大統領は、記者らに対して、二人とも米国・ベネズエラ関係の新しい時代を導くことに努力する意欲を締結したと語った。「我々は新しい大使を任命することを決めているとオバマ氏に言った」と述べた。チャベス大統領は、オバマ大統領がどの国の内政問題にも干渉しないことを約束したと付け加えた。「我々の意見には違いがあるけれども、我々には共に取り組む固い意欲がある」とチャベス大統領は付け加えた。

チャベス大統領はまた、二国間の外交関係の起こりうる正常化についてヒラリー・クリントン米国国務長官と論議するために話し合った。チャベス大統領は、ベネズエラ国営テレビに、両国の新しい大使の任命についてクリントン長官と話し合ったと語った。昨年9月、ボリビアの分離独立運動を扇動する米国大使をエボ・モラレス政権が非難した後、ラパスの米国大使を追放させるボリビア政府の決定に連帯して、チャベス大統領は、駐ベネズエラ米国大使の追放を命じた。ブッシュ政権は、それに応じてベネズエラの大使を追放した。

土曜日、クリントン長官との話し合いの後、チャベス大統領は、ワシントンへの新大使としてベネズエラでもっとも経験のある外交官のロイ・チャデルトン氏の任命を発表した。チャベス大統領の前任期中のベネズエラ外務長官であるチャデルトン氏は、ベネズエラの現米州機構(OAS)大使である。米国に受け入れられたら、駐米ベネズエラ大使館はチャデルトン氏が現在指揮を執るOASの任務と同じワシントンのビルにあり、チャデルトン氏は、新しい任務でも新しい職場へ数メートル移動しなければならないだけである。

「この10年間で私が出席したすべてのサミットの中で、これは、疑いようもなく、最も成功し、すべての国々の中で合理性の新時代への扉を開いたものである」とチャベス大統領は、サミット終了後に記者らへ語った。

(つづく)

ニュース原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/news/4376
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