ベネズエラ-エルサルバドル連携協議

ベネズエラのチャベスとエルサルバドルのフネス、連携を協議

Venezuelanalysis.comニュース(訳)
May 20th 2009, by Tamara Pearson – Venezuelanalysis.com
2009年5月20日

チャベスとフネス

エルサルバドル次期大統領のマウリシオ・フネス氏は、火曜日、ウーゴ・チャベス大統領との会談のためベネズエラを公式訪問した。5時間以上にもおよんだ会談で、二人の首脳は、特に石油について、二国間協力強化について意見を交わした。

フネス氏は、ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)の候補として51.3%の得票で今年3月15日のエルサルバドル大統領選挙に勝利し、6月1日に新大統領となる。フネス氏の勝利は、エルサルバドルでの20年以上もの右派政権に続くものである。

写真:火曜日、ウーゴ・チャベス・ベネズエラ大統領(左)とマウリシオ・フネス・エルサルバドル大統領(中央右)(ABN)

フネス氏を批判するものは、彼の政権がベネズエラの強い影響を受けると言っているが、一方でフネス氏は「中央アメリカの統合とアメリカとの関係強化が我々の外交政策の最優先となる」ことを強調している。

会談後、二人の首脳は、貿易、エネルギー、その他の経済部門の協力と社会的交流計画を発展させる二国間委員会の創設を発表した。

フネス氏は、貧困層「弱者、困窮者…代弁者のいない人びと…自分たちを代表する新しい政府を必要とする人びと」を政府は優先させると述べ、国は保健プログラムと社会計画を発展させるためベネズエラの協力を引き続き受けると言明した。

フネス氏はまた、「長年果たされなかった社会的要求を満たし、この国が必要とする変革と変化を可能にする希望ある政府へと我々自身を転換させるために、我々が行なった公約、3月15日の選挙での我々の勝利を可能とした公約を守る」と誓った。

会談のその他の要点は石油で、二人の首脳は、市長ではなくエルサルバドル国家による輸入の可能性について協議した。

2006年4月、ベネズエラ政府は、20名のFMLN市長の連合であるエルサルバドルのためのエネルギー地方自治体間連合(ENEPASA)と、エルサルバドルへ安価な石油を供給する共同企業を発足するための協定に調印した。現在、エルサルバドルは、加盟するカリブ海諸国へ市場価格よりも安くベネズエラが石油を供給するペトロカリベ・プログラムへの参加を検討するとフネス氏は述べた。

チャベス大統領に対して、フネス氏は「あなたが代弁し、そしてサルバドルの状況にとって2つの基礎分野における重要な支援を意味しているこの団結の心情に熱く敬意を表します。第一は石油で、中央アメリカの多くのように、私たちは、石油のような経済を構築するための重要な資源を持っていない国ということにおいて。第二は、医療支援で、ベネズエラの気高い人びとが(無料眼病治療プログラムである)奇跡計画を通じて私たちに差し伸べてくれている協力」と述べた。

フネス氏は、「団結とその背景にあるラテンアメリカ統合の精神だけが我々の国々に転換を可能にさせるので、この団結の精神を続けるよう(チャベス大統領を)励ます」ためにベネズエラを訪れたと語った。

チャベス大統領は、「殉教者たちの新しい歴史的統合はフネス大統領とともに始まる」と述べて称賛の言葉を返した。

フネス氏は、「既に存在した協力の機会は拡張される、なぜなら…長い歴史が私たちを結びつける、しかしこの新しい政府とともに…可能性は大きく拡大し、そして私たちが想像したいもの以外に他の限界はない」と付け加えた。

この1ヶ月ほど、フネス氏は、連携を強化するため様々な政府と会談してきており、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、ドミニカ共和国と中米諸国の大統領と会見している。

エルサルバドルは、中米で最も小さく、最も人口密度の高い国であり、GDPは5,800ドル、そしてラテンアメリカ最貧の10カ国の中に入る。

ニュース原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/news/4456
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