チャベスの社会主義論TVシリーズ

チャベス、社会主義論テレビシリーズを司会

Venezuelanalysis.comニュース(訳)
June 12th 2009, by James Suggett – Venezuelanalysis.com

2009年6月12日

木曜日夜、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は週1回の大統領トーク番組『こんにちは大統領』の特集シリーズとなるものの第1回を司会した。これらの特集のねらいは、社会主義変革理論であり、日曜午後の放送の普段のテーマである時事問題の議論や政府計画の発表とは対照的である。

「革命理論がなければ革命はありえない」とチャベス氏は、メモを取る支持者の聴衆に語った。「科学、理論、方法は何でも構築するために重要である。」

教師のような口調で、コミューンは「我々が社会主義を産み出す空間」であるべきだとチャベス氏は述べた。組織された地元地域社会は、「コミューンの手に生産手段の所有権」を置くという目標を持って、これらのコミューンを形成するために率先してやらなければならない、とチャベス氏は語った。

「社会主義が現れるのは共和国大統領からではない。これは命ぜられない…草の根から創らなければならない。それは、大衆の創造物である」とチャベス氏は毛沢東指導下の中華人民共和国のコミューンについての1966年に出版された本から言葉を引用して言った。

公職における再選制限を廃止した憲法修正を有権者が承認した国民投票に続いて、チャベス大統領がコミューン省を創設した2月以来、コミューンの創設はベネズエラで公的政策論説の中で大きく注目を集めている。

「我々のコミューンは生まれていない」と大統領は説明した。「我々は、地域社会、社会主義について話す。そして我々は『祖国か、社会主義か、あるいは死か」と言う、しかし我々がやっているのは、かき混ぜ、模索、創造、発明である。しかし、今日ベネズエラに一つでもコミューンがあるとは言えない」とチャベス氏は述べた。

エリカ・ファリアス・コミューン相と並んで、チャベス氏は、コミューンは孤立して存在できない、しかしそのうち国内ネットワークで共に繋がらなければならないと述べた。また、地元の地域住民評議会を未来のコミューンの「核」と呼んで、進み出て公的政策の形成において更に意識的役割を担うよう呼びかけた。

「これは国の決定に反対することではない、しかし意見や地元の地域社会に影響を及ぼすあらゆることに対しての尊重を要求することである」とチャベス氏は述べた。「地域住民評議会は、市長、知事、省庁、あるいはチャベス大統領の付随物になることはありえない…そうさせてはならない。評議会は人民のものだ!」と強調した。

例として、ベネズエラ統一社会主義党(PSUV)幹部あるいはチャベス氏自身が土地を与えているものであったとししても、「資本主義の怪物」サンビルのようなショッピングモールの建設に公有地を譲渡することに対して積極的に反対するようチャベス氏は地域住民評議会を励ました。

地域住民評議会を活性化するため、チャベス政権は木曜日、4千以上の地域住民評議会の計画を財政支援するため3億7100万ボリバル(1億7300万米ドル、約166億円)を承認した。政府系通信社ABNによれば、昨年政府は、インフラ、住居、食料保障、文化、保養、その他に関連する地元の計画を財政支援するため50億ボリバル(23億3千万米ドル、約2236億8千万円)近くを地域住民評議会に与えた。

現在、地域住民評議会に関するベネズエラの国法改正について全国の地域住民評議会で公開討論が開かれている。改正には、今まで金融協同組合として登録されているコミューン銀行を通じて行なわれている地域住民評議会の財源管理の仕方の変更がっ含まれる。ウリセス・ダアル国民議会議員によると、国民議会は8月中旬までに改正案を承認することを望んでいる。最初の地域住民評議会法は、法的認証と地元組織に財政上の仕組みを与えるために2006年成立した。

(1米ドル=96円で換算)

原文URL:http://www.venezuelanalysis.com/news/4515
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