ホンジュラス・クーデター12日目

7月10日-コスタリカで予定されていた会談では、結局セラヤ大統領とミチェレッティ・クーデター大統領は顔を会わせず、双方の代理が引き続き「交渉」を行なうこととなった。「交渉」当日、オスカル・アリエス・コスタリカ大統領の住居前にコスタリカ大学の学生グループや、社会党青年部、地元住民らが集まってクーデター政府に対する抗議行動を行なった。コスタリカ大学学生会会長のクリスティーナ・バルボーサさんは、新華社に対して「ここで交渉することは何もありません、ここにあるのは、セラヤ大統領を復帰させるための場所だけです。」と語っている。

7月9日-ホンジュラスのクーデター政府は、全国の教師に対して学校に戻るよう要求しているが、教員組合は現在もストライキを行なっており、全国の学校は閉鎖されたままである。教員組合は、セラヤ大統領の大統領職復帰を求めてクーデター政府への抗議を続けている。(新華社

7月9日-言語学者のノーム・チョムスキー・マサチューセッツ工科大教授をはじめとする米国の知識人らが、ホンジュラスでの選挙前倒しに反対する意見書をヒラリー・クリントン国務長官へ提出した。以下翻訳。


ラテンアメリカ専門家、クリントンにホンジュラス選挙前倒し案反対を要求

2009年7月9日

セラヤ氏の即時職務復帰より低い条件では、「ホンジュラス人民の意志の侵害になるだろう」と言及。

カリフォルニア州サンタクルーズ-35名以上のラテンアメリカ学者や専門家は、今日、6月28日軍事クーデターに端を発する現在の危機の可能性のある解決案としてのホンジュラスでの早期選挙案に反対を促すヒラリー・クリントン国務長官へ公開書簡を送った。「マヌエル・セラヤ大統領の即時職務復帰より低い条件では、ホンジュラス人民の意志の侵害になるだろう」と言及し、署名者らは、セラヤ氏の速やかな復帰を保証するためクーデター政権に強力な制裁を定めるようクリントン長官に促した。署名者には、ハーバード大名誉教授のジョン・ウォーマック氏、学者・作家・コメンテーター・映像作家のサウル・ランドー氏、中米専門家のヘクター・パーラ氏、作家・中米専門家のグレッグ・グランディン氏とダナ・フランク氏などである。

「私たちが軍事クーデターを実行した者たちに譲歩しないことはきわめて重要である。そうすることによって私たちは危険な前例を作ってしまう。」とホンジュラス専門家でカリフォルニア州立大サンタクルーズ校歴史学教授のダナ・フランク氏は述べた。

書簡はまた、クーデター政権が市民的自由を停止しており、よって近い将来自由で公平な選挙を行いうる条件を排除していると指摘する。署名者はまた、来年セラヤ氏の後任が職務を担う前に再選されることはセラヤ氏にとってほぼ不可能であり、そしてセラヤ氏が6月28日以前に再選を模索しないと述べたことを指摘して、(セラヤ氏のうわさの再選計画という)クーデターの口実が偽りであることを暴いた。

英文書簡全文はこちら

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