ホンジュラス・クーデターと米国

ベネズエラ系アメリカ人で弁護士、ジャーナリスト、そして『The Chávez Code: Cracking US Intervention in Venezuela 』の著者でもあるエバ・ゴリンジャー氏は、ブログの中でアメリカ政府によるホンジュラス・クーデター支援の実態を告発しているので紹介する。原文は、こちら

(以下ブログより)

一方でクーデター政府は、米議会とホワイトハウスで自らの正当性を主張し、そして正当な政府としてアメリカ人に認められるようワシントンの一流民主党ロビイストを雇っている。ニューヨークタイムズ紙は、クリントン系ロビイストで、1996年から98年までビル・クリントン大統領の元特別顧問で昨年ヒラリー氏の大統領予備選キャンペーン側近のラニー・デイビス氏が、米国でのクーデター指導者の代理を務めるためにラテンアメリカビジネス評議会(ラテンアメリカ財界の超保守団体)によって雇われていることを裏付けている。デイビス氏は、イラン・コントラ・プロパガンダの人物オットー・ライク氏とともにクーデター政府に賛同する証言を行なった下院外交委員会での聴聞会、そして国務省との秘密会談と米メディアとのインタビューを含め、米連邦議会との複数の会合を用意した。もう一人のロビイストで、クリントン氏のもう一人の近い友人でアドバイザーであるサンディエゴのベネット・ラトクリフ氏もまた、ホンジュラスのクーデター政権によってコスタリカで行なわれている交渉での助言のために雇われた。

ラトクリフ氏は実際、クーデター側代表と独裁者ロベルト・ミチェレッティ本人とコスタリカまで同行し、セラヤ大統領のホンジュラスへの交渉された復帰の「条件」を提示した。

クーデター屋といっしょになってクリントン氏のアドバイザーとロビイストらは何をやっているのか?見たとおり、「クーデター非難」とか何とか先週私たちが聞いた発言はにもかかわらず、ホンジュラスのクーデター政権へのワシントンの支援の明白な示唆である。

実際の行動は、ミチェレッティへの明白で一貫した支援と、ホンジュラス大統領職へのセラヤ大統領の復帰の明確な拒否というちょうど反対のことを見せている。

ラトクリフ氏の(ワシントンのクリントン国務長官に承認された)交渉条件は、以下の5つの主要な条項を含んだ。

  1. セラヤ氏は、大統領職へ復帰できるが、権力へではない。大統領職と権力の行使は、2つの異なったものである。
  2. セラヤ氏は、憲法改定の計画を求めたり、人びとに発言の機会を与える選挙あるいは国民投票を促してはならない。
  3. セラヤ氏は、以後、チャベス大統領から距離を置かねばならない。「これは必要不可欠である」と彼らは言った。
  4. セラヤ氏は、11月の選挙まで国会とクーデター政権のものたちと統治を共有しなければならない。
  5. セラヤ氏は、クーデターに関与したすべてのものに恩赦を与えなければならない。

これでお分かりでしょう。オバマ氏最初のクーデターで、ラテンアメリカ統合と主権への中米の扉を更に開いていた左派寄り大統領の追放を達成するためのヒラリー氏の最初の「スマートパワー」の使用である。このクーデターは、社会主義の拡大と地域におけるラテンアメリカ独立を停止するために行なわれていることに疑いの余地はない。

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