[ホンジュラス]なぜ兵士は命令に従うのか

以前、サッカースタジアムで警官が群集に対して発砲し負傷者が出た事件のビデオをこのブログで紹介したが、その事件に関して新たなことが分かった。以下は、ホンジュラスのクーデターに関する英語のブログの中でも評価が高いHonduras Oye!からの引用である。

(Revised) HONDURAS: Is It “Clockwork Orange” Time? Videos of State Repression That Will Make You Say “Yes”

(前略)

ビデオの前に、ホンジュラス軍とその暴力について暴露するCOPINH(編注:直訳すると「ホンジュラス民衆と先住民の市民協議会」)のサルバドール・スニハ氏のHonduras Resists とのインタビューからの抜粋。

「兵士

病気になった兵士がたくさんおり、また6月の給与は未払いで、週末の休暇も認められていない。

彼らが行なっている心理作戦には、彼らが兵士に与える錠剤の投与が含まれる。この錠剤は、眼を充血させ、攻撃性を高める、そして軍の持ち場で使用する粉末を飲む、粉末とは催涙弾に使う粉に少し似たもので、彼らはそれを兵士に使用し、涙を流させる。そして、彼らは兵士に訓練や演習を実行させる。しかし、彼らはあまり食べていない、そして彼らが与えるその薬物は、空腹の苦しみを鎮める。

軍のたくさんの若い子らは抜け出したがっている、彼らは、普通の人びとを敵とする戦争状態の只中にあるのだ。武器を持たない市民、発射を命じられた相手に対する戦争を引き起こすことは道理に合わない。

サッカースタジアムでは、ラモン・クストディオ・ロペス(編注:全国人権委員)がそれはゴム弾だと言った時、それはM-16ライフルからの5.56口径の実弾であった。つまり、軍の状況は、自らの人権の侵害である、なぜなら常に薬漬けにし、よって彼らに食べさせるひつようがないからであり、それは非常に深刻なことだ。

そして昨日、ビリー・ホヤ(編注:クーデター政府の安全保障顧問)は、運営状況の称賛と住民に対する更なる抑圧的作戦の準備のためにこの地域へ来た。シオマラ氏(大統領夫人)が道路封鎖地点の一つにいた時、ある兵士は彼女に対してさえもピストルを構えた。」

ビデオ1と2

これら2本の注目すべきビデオは、上記のインタビューでサルバドール・スニハ氏が指摘した7月中ごろのテグシガルパでのサッカーの試合に関する2つの事件についてである。見るからにトランス状態の警官1名が無差別に、そしてそれほど無差別にではなくサッカーファンの群集に対して発砲し、一人を負傷させるのがわかる。別の警官が彼から銃を奪い取るまで、それは疑いようがない、なぜならカメラが回っていたからだ。

2本目のビデオは、最初のビデオが見逃したところを捉える。ここでは、ファンは先立っての銃撃のため至極当然に怒っており、警官に対して石を投げ始める。ほどなく何人もの警官が銃を取り出し、一人は建物の角のあたりから繰り返し撃ってさえいる。そして何をあるいは誰を撃っているか見えていないのは明らかだ。この短いビデオの中で何発の銃弾が発砲されるか衝撃を受けるだろう。

この事件で2人が死亡、複数の人びとが負傷した。この後、警察はメディアに対して、発砲は2つのチームのファンの間の乱闘が原因だったというプロパガンダを提供した。しかし、このビデオの中の証拠は、国家によるテロを示しているに他ならない。


次の2本のビデオは、先週の全国前線決起の中で、テグシガルパとチョロマで撮影された。

ビデオ3

8月13日木曜日、平和行進の終わりにクーデター屋の警察と軍は、25人以上の人びとを拘束し、中にはひどく痛めつけられ虐待を受けた人たちもいた。拘束された人びとは、いろいろな「特別」警察隊によって別の警察の持ち場へ移された。拘束された人びとは、犯罪を犯しておらず、当局は、責任の証拠を何も持っていない。

ビデオ4

8月14日、チョロマでの激しい警察による弾圧の間、エル・ティエンポ紙のフォトグラファーが単に自らの仕事をしていたために逮捕された。

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