[ホンジュラス]米国の資金援助つづく

少し古いが、重要なニュースなので紹介する。ちなみに、現時点でアメリカ政府は、ホンジュラスのクーデターを公式に「クーデター」と認める動きを見せている。

クーデター支持派ホンジュラス大統領候補エルビン・サントスは、継続される米国政府資金の主な受益者

自由党候補の建設会社が数百万ドルの契約を享受していると、政府記録示す

ビル・コンロイ、アル・ジオダーノ
The Narco News Bulletin特報
2009年8月14日

Narco Newsが得た文書によると、税金を財源とし、ヒラリー・クリントン国務長官が議長を務める米国海外支援機関は、今年初め、ホンジュラスの民主的に選挙で選ばれ大統領に対する先金のクーデタ0の指導者の一人が運営する建設会社と数百万ドルの契約を結んだ。

2009年6月、ヒラリー・クリントン米国国務長官とミレニアム・チャレンジ社を通じて750万ドルの米国納税者の金を受け取る建設契約者でホンジュラスのクーデター支持大統領候補エルビン・サントス

2009年6月、ヒラリー・クリントン米国国務長官と、ミレニアム・チャレンジ社を通じて750万ドルの米国納税者の金を受け取る建設契約者でホンジュラスのクーデター支持大統領候補エルビン・サントス

国務省による正反対の説明にもかかわらず、そのミレニアム・チャレンジ社(MMC)と呼ばれる海外支援機関は、(6月だけでおよそ650万ドル)クーデター以来ホンジュラスへ資金を送っており、会社の金庫へ入るお金は、ホンジュラスとの契約である。MCC自身の文書で確認されているそれらの会社の一つは、サントス・イ・コンパーニャで、その最高責任者は、ホンジュラスの元副大統領で、次期11月選挙でのホンジュラス自由党の大統領候補、6月28日に重厚を突きつけてマヌエル・セラヤ・ホンジュラス大統領を権力から追い出した反乱の中の重要人物である。今年2月、MCCのホンジュラスでのパートナー機関でホンジュラス政府が管理する団体MCC-ホンジュラスは、支援パッケージの一部としてサントス・イ・コンパーニャとの750万ドルの道路整備契約をもたらした。

サントスは、09年11月選挙の自由党大統領候補の座を勝ち取って昨年12月にホンジュラス副大統領を辞職した。6月28日のクーデターを受けてホンジュラスの反乱政府は、国会のトップでこれも自由党のロベルト・ミチェレッティを政権の事実上の大統領に据えた。ホンジュラスの11月「選挙」が成功すれば、クーデター政権次期リーダーになるであろうサントス氏は、有権者の承認によるホンジュラス憲法の修正を探るセラヤ氏のクーデター前の試みを独裁への道と説明している。

6月28日クーデターの後、大統領候補として一流の世論調査データを閲覧できるサントスは、クーデター屋としてのうわさから遠ざかろうと試みている。「私はけっして6月28日の事件に関与していなかったと国の隅々まで行って説明する」とサントス氏は、8月5日のチャンネル5の「Frente a Frente」という番組で述べた。「大きな間違いは、彼(セラヤ氏)を国から追い出し無防備にさせたことだった。」

しかし、先週の同じ日に、サントスは、その時国立大学へ行き、学生らにブーイングや揶揄されて、彼の私設ボディーガードが拳銃を取り出し、青年たちを脅した。(これはビデオに撮られた。)学生らは、大学の外の道路を封鎖して挑発に応じ、国家警察は近くで準備し、大学の総長を路面へ叩きつけることを含めた激しい攻撃を待っていた。

MCCを通じた米国納税者の財源から利益を得ているのは、サントスの会社だけではない。MCC支援協定の一部として、ホンジュラスに与えられた2つの他の大規模道路建設契約は、多国籍企業に騙し取られた。両社ともラテンアメリカの心臓部を通過する巨大NAFTA幹線道路を延ばすために、それぞれの役割を果たしている。

そしてそれが、MCCの支援が主にホンジュラスで向けられているもののようである。国の中心部から北部カリブ海沿岸の港へと、マキラドーラによって製造された商品の配送の速度を助ける幹線道路の改善のために数百万ドルが供給されている。

オーブンの中で

昨年9月、MCC-ホンジュラスは4840万ドルの幹線道路改修契約をコスタリカに拠点を置くFCC建設中米SA(以前は、M&S国際社CAとして知られていた)によって形成された合弁企業に与えられた。FCCは、自らを中米での成功の経歴により国際市場を開くパイオニアと説明する。

今年初め、FCCはまた、国内の法律事務所ガルシア&ボダン・ホンジュラスを法人関連、税関連の助言を得るために傘下に置いた。興味深いことに、FCCは、世界的野心の一環として、またMCCのお金で道路工事契約をニカラグアで行なっている。(実は、MCCは納税者によって資金供給されており、あなたが米国市民なら、それはあなたのお金である。)

ホンジュラスでの、MCC資金供給ゲームのもうひとりの大勝利者は、イタリアの巨大建設会社アスタルディ(Astaldi)で、合計がおよそ4千万ドルとなる2つの幹線道路改修契約(共に08年7月に発効された)を与えられたとしてMCC-ホンジュラスの契約記録に顔を出す。

2007年、アスタルディはまたホンジュラスのカリブ海沿岸にあるテラベイの巨大観光計画(ホテル、コンドミニアム、小売店、そして最終的にはゴルフコースも)のためのインフラ整備を完成させる契約をホンジュラス政府から獲得した。この地域に住むガリフナ先住民は計画に反対しており、彼らの土地と生活様式が破壊されてしまうことを恐れている。

2007年9月のチャパス・インディメディアのリポート:
これから数週間、ホンジュラスの大西洋岸は、再びイタリアのリアリティーテレビ番組「有名人の島」で取り上げられる。今年の参加者には、イタリア第2位の建設会社アスタルディが含まれる。アスタルディは、ホンジュラスのカリブ海沿岸にあるテラベイ海岸沿いの超巨大観光リゾート「ロスミコス・ビーチ&リゾートセンター」の基礎インフラの建設契約をホンジュラス政府から獲得したばかりだ。地元のガリフナ住民は、彼らの土地に壊滅的な環境、社会、経済に影響を与える計画に断固として反対している。

クーデター屋サントスが経営する会社とともに、MCCはまた、FCCやアスタルディといったいくつかの巨大多国籍プレーヤーに金をつぎ込むようで、すべては自由貿易というMCCのルールブックでは、民主主義でさえ打ち負かすような万能トランプカードの利益のためである。

ホンジュラスのMCC資金にFCCが取り組んでいる幹線道路改修計画には、例えば、一日およそ7000台、そのうち3分の1がトラックによって使用されている道路の伸長が具体的に含まれている。ほぼ間違いなく、ホンジュラスでのMCC資金の幹線道路改修活動は、アスタルディとサントスの部分も含め、自由貿易のための交易道路を増強することを目的としている。

つまり、その多くがビジネス階級のオリガルキーであるホンジュラス・クーデターリーダーの利益が、MCCの自由貿易方針に連動しているというのが真相であろうし、立ち退きや環境の悪化の観点から貧困層へ当然の結果として悪影響を伴う。

もしそうであるなら、まったくもって儲かる商売であろう。USAID一般監査局が行ない、2008年12月後半に公開されたMCCのホンジュラス計画の監査は、道路工事に用意された(MCCの全5ヵ年、2億1500万ドルのホンジュラス支援パッケージの中の)1億2600万ドルは、工事に関連した想定外の費用によりあまり期待に沿うものではないことをさらけ出している。結果として、OIG報告によると、ホンジュラス政府は、計画されている幹線道路工事のMCC資金の補助として経済統合中米銀行から1億3千万ドルの追加ローンを確保した。

銀行からのローン金がMCC賭け金総額に追加されると、ゲームの中のすべての札束は(そして今や非合法の反乱政府の管理下にある)およそ3億4500万ドルである。今までこれらMCC資金の約8千万ドルだけが、7月のみ(クーデター後)でも少なくとも650万ドルを含めて、ホンジュラスに支払われている。これは、MCCの構造上の必要性からまず最初にホンジュラス政府へ、今や世界中からの孤立と制裁により高まる経済的圧力の下にある犯罪企業によって運営されている政府に流れる大きなおつりの塊がパイプラインに残されていることを意味する。

しかしMCCは今までのところ、すべての財政支援を再検討が終わるまで「中断」しているという米国務省の主張を含め、米州機構(OAS)が設置したピケを破っている。建設する道路、売るための商品、満たさなければならない企業予算があり、その中には、明らかに、サントスのようなクーデター首謀者によって運営される会社の予算も含まれる。

MCCの広報サラ・スティーブンソン氏は、今週Narco Newsに対して、機関の資金供給パイプラインはホンジュラスで開いたままであることを認めた。そしてもし開放したままなら、MCC-ホンジュラス自身の記録によると、既に与えられた1億9200万ドルの契約に資金供給するために今年と2010年の間に更に1億3500万ドルが支払われ、数字は増加すると見られている。

ホンジュラスは、9月9日のMCCの次の理事会の議題になると思われる、とスティーブンソン氏は述べた。
「…MCCの理事会(ヒラリー・クリントン国務長官が議長)は、(ホンジュラスの)状況を憂慮しており、しっかりと監視している一方、私たちは同国で進行中の計画を先に進めてます」とスティーブンソン氏。

オンラインの問い合わせ

今年6月までにホンジュラスで与えられたMCC契約のリストは、こちら
継続されている米国の援助を受けている企業と、そのオーナーの政治活動について追加情報があれば、narconews@gmail.comまで。

原文は、こちら

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