The Nation: チャベス・インタビュー(3/4)

ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領のインタビュー3回目。チャベス大統領が、ベネズエラ国内の諸問題とボリバル革命の進展状況について語る。

グランディン: 少なくとも国内で、ボリバル革命が限界に達しているという印象がアメリカの革新派の中にあります。彼らは、あなたの反帝国主義や多極世界をつくという努力についてはよく耳にしていますが、ベネズエラでなにが起こっているのか、「参加者民主主義」の前進における成功と失敗についてはあまり知りません。

チャベス: 多くの政治分析は、大多数が右派の報道担当であるが、メディアとともに、これも右派に占められている、ボリバル革命の政府は、崩壊間際にあるというアイデアを作り出してまわる。石油価格の下落は、一方で我々に影響を与えた、しかし根本的にではなく、過程の根元あるいは基盤においてでもない。我々は、段階を通過しているのだ。我々は、革命の第二の10年間を開始しており、今は新しい政治的地平線に近づきつつある。地域住民評議会は、例えば拡大と続け、成長をつづけており、更に野心的な計画である社会主義コミューンへと進化している。我々は、ゆっくり、しかし確実に、1日ではなく1年あるいは5年で、石油依存から脱却し、国の発展を進めている。もしここの一部の人びとが、誠意を信じる人びと、ネーション読者たちが、ボリバル革命は疲弊していると信じるならば、そうでないと伝えて欲しい。自分の目で確かめるように言っても構わない。ベネズエラは、もちろん問題を抱えている国であり、革命政府には失敗があり、間違いを犯している、しかし継続過程である。

グランディン: ベネズエラは、目覚しく貧困、不平等、失業を削減しています…

チャベス: 我々は、ミレニアム発展目標のほとんどすべてを達成している。私は、ほぼ10年前ここにいた、ミレニアムサミットで、彼らは私に円卓のひとつをまとめるという任務を課した、私はまだ悪魔とみなされていなかったが、しかし彼らは間違いなくまだ私を見定めていた。私はそこに2、3日いた、来る日も来る日もクリントンと作業し会談していた、フィデルもそこにいた。フィデルがクリントンの手を握った日のことを覚えている、クリントンとフィデル、そして私は彼らの短い会話を目撃した。我々は、アフリカ、アジア、中国から、ロシアからの代表と会談した。今、我々は、いくつかの[貧困削減の]目標を提示した。しかし現在、世界レベルにおいて我々は10年前より貧しくなっている。そして絶対的数値だけでなく、総体的数値においても。しかしベネズエラでは、貧困は下がり続けている。失業率は下がり続けている。最低賃金はラテンアメリカで最も高い。社会保障は、更にもっと多くの人たちへ広まり続けている。ベネズエラの生活水準は向上しており、国連開発計画に使われる評価基準によると、我々は人間開発でトップに位置づけられる。我々の目標からは遠い、しかし我々は地獄のような状況から脱している。排除された人びと、識字に目を向け、ベネズエラは今や文盲ゼロの領域だ。貧困は、10年前から半減しており、それはミレニアム目標のひとつだった。飲料水の利用、我々はそのミレニアム目標をかなり前に通過した。教育においては、学校に通う子どもの数は倍になっている。貧困から脱するのは可能だ、人びとを窮状から向け出させるのは可能だ。我々はこれを社会主義と呼ぶ。オバマの考えにおいて、私が聞いているものは、この考えの要素がある。我々はそれを社会主義とは呼ばないが、それは公的政策の再証明である。

グランディン: あなたが成し遂げていることは、多くを勇気付けます。けれども、失敗あるいはあなたが取り組まなければならない現在継続中の問題、たとえばインフレーション、犯罪、社会不安についての具体的計画について話してもらえますか?

チャベス: あらゆる戦線において、失敗ややらなければならないことがたくさん残っていることがある。現在、我々は見直し(revision)、調整(rectification)、再起動(re-starting)の3つのRと読んで言るものの過程にある。保健において、教育において、サービスの向上、誤りの訂正。我々は、参加型民主主義、参加者民主主義を増大させている。職務怠慢は、世界的問題であり、ベネズエラだけのものではない。汚職は、我々に損害を与えている。オバマは、今朝、発展途上国における汚職の問題について話したと思う。しかし、ここアメリカでは、多くの汚職がある。ヨーロッパには汚職がある。資本主義は、汚職の君臨である。大企業、大銀行、大保険会社で起こったすべてのこと。それは何か?汚職だ。価値の腐敗、人びとに対する詐欺、市民からの窃盗。今、2010年から2020年の新しい段階について少し前に私が話した時、これらの問題、この弱点を克服しなければならなかった以上すべての計画について私は話していた。

グランディン: しかしどのように、具体的には?いくつかの具体的な例を、例えば暴力や治安について?最近のあるひとつの報告では、カラカスは殺人事件の割合において、シウダー・フアレスに次いで世界で2番目に凶悪な都市であるとしています。

チャベス: シウダー・フアレス

グランディン: シウダー・フアレス。

チャベス: 私は、もっと凶悪な都市がアメリカにあると思う。私は、問題を最小限に抑えたくはない。いいですか、我々は多くのエネルギーと確かなプログラムで問題に立ち向かっている。例えば、ほんの少し前、我々は国家警察再編のための法律を制定した、なぜならば歴史的に、何年も昔に、警察局には、職務怠慢がはびこっていた。それで我々は、警察をクリーンにしようとしている。しかし、この大元は、文化的問題だ。手に負えない犯罪は、これらすべての国々において、道徳的危機の一部である。この瞬間、何人の子どもがテレビやインターネットで暴力を見ているか、自らに問いかけてみるといい。麻薬の使用や無責任な性交を助長する音楽は?これは資本主義モデル、資本主義文化、超個人主義の産物だ。現代の大きな危機の一部である。これには新しい価値を持った新しい世界を必要とする。イエス・キリストが「自分と同じように他を愛せ」と言っているように。もし自分と同じように他人を愛するならば、他人を傷つけるようなことはなできない。

(つづく)

原文リンク: http://www.venezuelanalysis.com/analysis/4827

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