ベネズエラ統一社会主義党代議員選挙

党の方向性に関する議論の中、ベネズエラ社会主義統一党党大会代議員選出

November 17th 2009, by Kiraz Janicke – Venezuelanalysis.com

アンソアテギで日曜日の代議員選挙で投票するために並ぶ統一社会主義党党員ら。(Yelitza Izalla)

2009年11月16日-カラカス
ベネズエラ統一社会主義党(PSUV)は、カラカスで次週末から複数回に渡って週末に開かれる第1回臨時党大会のための全国代議員選挙を11月15日に開いた。

大会の議題には、党の綱領、原則、組織構造、そしておそらく2010年の国民議会選挙の候補者選出の方法が上がっている。

総勢7800名の党員が、772の党大会代議員席をかけて選挙をたたかった。PSUVには名目上7百万人の党員がいるが、代議員選挙は、班に登録されている2,450,377人の「活動している」党員にのみ参加が許された。

日曜日に選挙結果を発表したPSUVの中央調整役のホセ・ロドリゲスは、選挙への党員参加者総数を公式には出さなかったが、非公式の推測値は、活動している党員の40~50%、約100万人が参加したことを示す。

しばしば「内部右派」と呼ばれるボリバル革命のより保守的な層が、PSUV内で圧倒的に支配しているが、左翼PSUV活動家らは、何人もの名高い革命家代議員の選出で前進があったと述べた。

中でも、党大会に選出された左翼活動家には以下の人びとが含まれる。革命支持派ウェブサイトAporrea.comの創設者の一人で、マレア社会主義連合派のメンバーであるゴンサロ・ゴメス、女性銀行頭取のノラ・カスタニェーダ、国民議会代議士でエコノミストのヘスス・ファリア、元社会主義連盟のセルジオ・サンチェスとリディセ・ナバス、革命マルクス派のフレディ・アセベド、直接民主主義過程とコミュニティ主導の予算編成を自らの地方自治体で先鞭をつけた元カロラ市長のフリオ・チャベス。

2008年初頭のPSUV創立党大会では、およそ1600人の代議員が中央執行部を選出し、党を「反資本主義」、「社会主義」、「国際主義」と定義した党綱領を採択した。

党の憲章と構造に関する議論はしかし、延期され、特別地方執行機関は、民主的に選ばれるのではなく中央執行部によって上から任命される結果となった。

民主的構造と参加のための場所の欠如に対する不満は、概してPSUVの活動する党員の減少に繋がっている。党は、単純に選挙組織であるべきか社会主義へ向けてボリバル革命を深めることができる政治手段であるべきか意見の違いが明確に現れている。

特別党大会は、党がどの方向へ向かうべきか決めるためにたたかっているPSUV内部での競合傾向への方策としての役割を果たす。

左翼党員らは、PSUVの民主的構造を拡張し、綱領を覆そうとする保守層の試みに対して創立大会で採択された綱領を守るためにたたかうと言う。

PSUVの議長でもあるウーゴ・チャベス・ベネズエラ大統領は、1月23日教区で党内選挙の投票をした。票を投じた後、大統領は「圧倒的に女性に」投票したことを明かし、選挙の重要性について触れた。

「現在行なわれていることはとても重要だ。国全体で投票率がいい、そして我々の党は下からの民主主義の例を示している」とチャベスは述べた。

これらの党内選挙で、「我々は、5年に1回[投票のために]人びとが呼び出されるところにおける特権階級文化、偽民主主義を打ち壊している…。PSUVは、人民パワーの原動力でなくてはならない。」と大統領は述べた。

チャベスはまた、PSUV党員と地方のPSUV執行機関に対して、ベネズエラ共産党やすべては祖国のために(Patria Para Todos)といった革命過程を支持するがPSUVには参加していない小政党と討論し議論するよう呼びかけた。

「彼らはPSUVに参加しないと決めた。彼らが、自らの立場、組織を維持することは尊重される、彼らが自らの地位を強化し続けることを願う。」とチャベスは述べた。

チャベスはまた、ボリバル革命には来年2010年9月に予定されている次期国民議会選挙で継続を確保するための重要な使命があることを強調した。

「来年には厳しいたたかいが待っているだろう。反対派は、計算して自分たちが国民議会で多数を獲得すると信じている、しかし我々は選挙で彼らをノックアウトするだろう。」と大統領は断言した。

ベネズエラ統計分析局による最新の調査によると、チャベス支持がおよそ62.4%の高さを維持している一方、PSUVへの支持は、それからかなり低い32.3%である。

チャベスへの支持とPSUVへの支持の隔たりにもかかわらず、PSUVはベネズエラで最も支持されている政党としてとどまっており、反対派政党はずっと後方にある。民主行動(AD)党は5.3%の支持を獲得し、正義第一(Primero Justicia) が4.4%、新時代 (Un Nuevo Tiempo) 2.5%,、COPEI 2.2%、そしてその他の小政党が4.8%であった。

原文:http://www.venezuelanalysis.com/news/4935

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