チャベス、通貨切り下げを発表

ベネズエラのチャベス、通貨切り下げ、2層式為替レートを発表

January 9th 2010, by Kiraz Janicke – Venezuelanalysis.com

金曜日、全国へ向けて演説中のウーゴ・チャベス・ベネズエラ大統領(YKVE Mundial)

2009年1月9日-カラカス
ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、金曜日の全国テレビ演説で、通貨ボリバルの公式為替レートの切り下げと必須でない輸入品向けの二等級のデノミされた「石油ボリバル」の創設を発表した。

ボリバルは、2ドル15セントから2ドル60セントへ切り下げられるだろうとチャベスは述べ、一方で「石油ボリバル」は4ドル30セントに固定される。こ対策は、それぞれ17%、50%の切り下げを意味する。

ベネズエラ政府は、2003年に推定200億ドルの経済的損失を引き起こした民主的に選ばれたチャベスを権力から追い出すことを目的とした2ヶ月間の石油産業における幹部締め出しの後、外国通貨為替の統制に動いた。最近の通貨切り下げは、2005年3月の11%切り下げ以来初めてである。

ベネズエラ中央銀行(BCV)はまた、資本逃避を監視するため公式レートのおよそ3分の1で現在ボリバルが取引されている非公式のドル市場へ直接介入する、「これは非常に確固たる決議であり、私が何を指しているかこの経済区域で動くセクターは十分承知している」とチャベスは述べた。

通貨切り下げは、主に世界経済危機による石油の低価格によりベネズエラが2009年に2.9%の収縮を経験した後、経済の再活性化と国内発展の強化に向けられている。

「これは、生産的経済を押し上げ、不必要な輸入を減らし、と同時に輸出を促進するためである。」とチャベスは述べた、「我々は石油利益モデルから脱却しなければならない。」

2.6のレートは、食品、保健、機械設備、科学技術、書籍、教材といった優先分野からの輸入、そして公的部門、家族送金、ベネズエラ人交換留学生、ベネズエラ領内の認可された領事館と大使館、いくつか特例の年金のための輸入に適用する。

第2レートは、自動車、貿易、通信、化学、冶金、コンピュータ、建設部門、更にゴム、プラスチック、電化製品、紡績、電気サービス、電子機器、画像、タバコ、アルコール飲料やその他の輸入に適用される。

アンドレス・ベジョ・カトリック大学の経済学者、オルランド・オチョアは、エルウニベルサル紙に対し、特に公営石油企業のPDVSAとベネズエラ社団法人グアジャナ(CVG)に属する基幹産業がこの対策から利益を得るだろう、なぜならば「それらは、2.6で生産するのに必要な投入資材を輸入するが、その輸出に4.3を受け取るだろう。これは、大きな好機をもたらす。」

ベネズエラ(南米最大の産油国で、その収益は、国のGDPのおよそ半分で輸出の90%になる石油取引から来る)は、高石油収入が国内における他の部門で投資と製造を阻害するものとして作用し、国を輸入に大きく依存させることから「オランダ病」として知られる経済現象を経験する。

通貨切り下げは、石油輸出で1ドルにつきボリバルで倍額を受け取り、政府の支出力を後押しするだろう。しかし、2009年にインフレーションが25.1%に達した国内で輸入品の原価上昇により一般国民に影響も与えるだろう。

インフレの影響を埋め合わせるために政府は、食肉、パン、牛乳、コーヒーやその他のものを含む一連の基本食料品への価格統制、更に助成スーパーマーケットのネットワークと無料の保健と教育サービスを維持する。しかし、1リットルあたりおよそ5セントという大きく補助を受けたガソリン価格は、継続不可能と多くのアナリストが見ている。

更なる経済対策が近く見込まれており、チャベスが更なる補助を発表する可能性がある。

全国への演説の中で、経済は人類、ゆえに社会主義への奉仕であるべきだと大統領は論じた。

「経済学は、人間発達への奉仕における社会科学である(…)資本主義において経済は、ブルジョワ特権階級への奉仕である、それは新自由主義的資本主義の法と憲法、機関を通じて、経済を少数派への奉仕に置き、多数派の搾取の元となる。」

「ベネズエラは、この事例である。20世紀には、石油の富にもかかわらず、我々は人口の半分以上が貧困と苦難の中で生活する状況でその世紀を終えた。」とチャベスは思い起こした。

チャベスは、この状況をボリバル革命が失業と貧困を大きく減少させている過去10年間と比較し、そして無料の保健と教育のプログラムは、国連人間開発指数に指摘されているように国の多数を占める貧困者の生活を大幅に向上させている。

「我々は、この世界危機がベネズエラに影響を与えないよう何でもやるだろう」とチャベスは2009年を思い起こしながら述べ、北ヨーロッパと米国の経済は、何百万もの雇用を喪失した一方、ベネズエラでは失業率は7%前後での安定を維持した。

——————————————————————
(original)

Venezuela’s Chavez Announces Currency Devaluation, Two-Tiered Exchange Rate

January 9th 2010, by Kiraz Janicke – Venezuelanalysis.com

Caracas, January 8, 2009 (venezuelanalysis.com) – Venezuelan President Hugo Chavez announced a devaluation of the official exchange rate of the bolivar currency and the creation of a second rate denominated the “oil bolivar” for non-essential imports, in a nationally televised address on Friday.
(…continue)

Creative Commons License
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

広告

現在コメントは受け付けていません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。