[ホンジュラス]抵抗運動は新たな局面へ

テグシガルパのブラジル大使館へ身を寄せて129日目にして、マヌエル・セラヤ大統領はぺぺ・ロボやグアテマラのコロン大統領らに付き添われ、空港へ向かった。セラヤ大統領は、ドミニカ共和国のレオネル・フェルナンデス大統領に招待を受けており、同国へ短期滞在した後、メキシコへ向かう予定。セラヤ大統領は、ホンジュラスでいくつもの件で告訴されており、現時点では公正な裁判が受けられないとして、国外へ亡命する。告訴が取り下げられる、あるいは公正な裁判が受けられるようになるまでメキシコへ留まるようだ。

一方、ホンジュラス国内では、ぺぺ・ロボが「大統領」の座に就き、抵抗運動は新たな局面を迎えている。以下の記事は、抵抗運動の活動を英語で伝えているブログHonduras Resistsより。

5日目報告:ロボが権力を握る中で、大規模デモ

国際的企業メディアが、クーデターはついに抵抗運動に勝利した、あるいは少なくとも危機は終わると示唆する中で、事実上の大統領ポルフィリオ・「ぺぺ」・ロボは、今日、権力の座についた。一方で、誘拐、殺人、そして脅迫といういまだに起きている人権の危機にもかかわらず、すべての年代、階層、地域から何十万ものホンジュラス国民は、ロボの大統領としての正当性の明白な拒否を表し、正義と制憲議会の要求は消えないことを証明するために街頭へくり出した。

主催者は、クーデター以来2番目に大きなデモだったと言う。テグシガルパとサンペドロスーラでデモ行進が、そしてその他の地域でもそれより小さいデモ行進があった。首都での行進は、空港へ向かい、追放された選挙で選ばれた大統領のマヌエル・セラヤがドミニカ共和国へ短期の退去のための飛行機へ乗るのを見るために待つ中、海原のようなホンジュラス市民は、踊り、スローガンを叫び、ものすごい気迫を示した。7月5日に軍によってイシス・オベド・ムリージョが殺害された場所にステージが設けられた。ミュージシャンたちは、抵抗の歌を演奏し、抵抗運動のすべてのセクターがスピーチを行ない、抵抗運動の犠牲者たちの名前が読み上げられた。

街頭のエネルギーは活気づき、結束した反対派の真新しく大きなうねりは、ホンジュラス人民抵抗戦線は、まだたたかいを始めたばかりであることを示した。

対デモ装備で武装した警察や兵士の群れの存在にも拘らず、デモの弾圧はほとんど見られなかった。市内に入ろうとしていたデモ参加者らが警察によって嫌がらせを受け、バスを降ろされ、手荒な扱いを受けたように、ロボへの権力移譲は、完全に汚点がなかったわけではなかった。更に悪質なケースでは、北部のコロン県の兵士と警察は、セラヤによって合法化されていた土地の回復を行なっていたCNTCを通じて組織されていた貧農に対して、今月に入って二度目の襲撃を行なった。警察とパラミリタリーの銃撃によって3人の貧農が負傷し、1人は重体となっている。

これは、抵抗運動のホンジュラス人民から一日中聞いたメッセージ “!Por que el futuro nos pertenence, el presente es de lucha!”(「我々の未来のために、たたかいを開始する」)を強調する。

「ノーベル・クーデター賞オバマ」

セラヤ大統領を乗せた飛行機を見送る大群衆の映像。

翻訳:Valparaíso

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