[ハイチ]地震から19日

「救援求む」(写真:アンセル・ハーツ)

以前にも、警察署や市長室に集められた救援物資について述べたが、それについてより詳しい状況を米国人ジャーナリストのケビン・ピナがFlashpoints(28日放送)に伝えていた。ハイチ政府によって送られたこれら物資は、住民に配布されずに警察署や市長室に蓄積されたままであるが、これらは警察や役人が自らのために置いているという。ラテンアメリカでは典型的な横領だ。

その他、ピナは米軍の動きについても触れ、ハンヴィーで被災地を巡回しているという。そもそも「治安の安定」自体が必要でないため、米兵自身もどうしたらいいかわからないようだと伝えていた。

また、ピナは地震から2週間以上たった現在でも命が救い出されている状況に触れ、もしオバマ大統領がハイチを軍事化せず、即座に救援隊を派遣していたらもっと多くの人命を救助できることができただろうと悔しさをにじませていた。そして、地震で負傷した人びとについて、これからは術後のケアが重要になってくるため、多くの看護師が必要になってくると伝えた。また、3月からは雨季に入るため、多くの人びとが地べたで生活している中で、衛生面や新たな感染症の発生が懸念されるという。

ハイチに滞在している米国人ジャーナリストのアンセル・ハーツも、30日の記事で米軍と国連平和維持軍について述べていた。ハイチの人びとの多くは、国連平和維持軍に対して不信感を抱いており、むしろ米軍の方を歓迎しているようだ。(これについては、ケビン・ピナも同様の報道を行なっていた。)その米軍の駐留も復興が済むまでと念を押していた。この背景にあるのは、ハイチの人びとはハイチ政府を全く信用してないことであり、政府は何もできないと思っており、それより米軍の方がまだなにかやってくれるのではという期待があるという。同時に、多くのハイチ人は2度も民主的に選挙で選ばれたジャン=ベルトラン・アリスティド元大統領がハイチに帰ってくることを願っているという。

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コメント / トラックバック1件 to “[ハイチ]地震から19日”

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