ブラジル、アルミ缶リサイクルで世界一

インター・プレス・サービス(IPS)のリポート(8月4日付)によると、ブラジルはアルミ缶のリサイクルにおいてこの9年間世界をリードしている。ブラジルでのアルミ缶の再利用率は96.5%で、100%に達するのも夢ではないと言われている。他の国では、2006年の数字で、日本が91.7%、米国とEUが52%であった。

ブラジルでは、18万人以上がアルミ缶収集に従事しており、記事に出てくるリオデジャネイロでアルミ缶収集をしている男性の例では、1日15キロのアルミ缶を集め、中心街にある集積センターで約30レアル(17ドル)で売却しているという。

アルミ缶リサイクルは、収集する労働者だけでなく、それに関連する貯蔵や輸送などにも仕事を生み出している。

アルミ缶の次に、紙類が79.6%リサイクルされているが、一方でペットボトルのリサイクル率は、50%程度に留まっているという。

(Source: CommonDreams.org)

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