ペルー のアーカイブ

ペルー大統領選:ウマラ勝利の意味するもの

Posted in 中南米 with tags , , on 2011/06/07 by CC

記者発表:ペルーでのウマラ勝利は、左派の、より自立した民主的南米の躍進を堅固なものに、CEPR共同理事述べる

緊急発表 2011年6月5日
Contact: Dan Beeton, 202-239-1460

ワシントンD.C. – オジャンタ・ウマラの明確なペルー大統領選勝利は、過去10年間の左派寄りの南米リーダーたちによって作り出された躍進の強化を意味する、とCenter for Economic and Policy Research(経済政策調査センター)のマーク・ワイズブロット共同理事は述べた。

「民主主義、国と地域の独立、そして経済的、社会的発展は、過去10年間の南米の左派への政治的転換と行動を共にしている。」とワイズブロットは述べた。「この選挙は、確かにこの流れを続ける。」

日曜日深夜の段階で、Ipsos-ApoyoとDatum Internacionalの二社による速報では, ウマラが51%の得票で、ペルーの元独裁的大統領のアルベルト・フジモリの娘である対立候補のケイコ・フジモリは49%だった。出口調査では、ウマラが5ポイント上回った。

ウマラ勝利のニュースは、政界の有名政治家らに歓迎された。保守で有名な、作家・政治家のマリオ・ヴァルガス・ロ-サは、ウマラの勝利が「民主主義を守った」と言い、アレハンドロ・トレド元大統領は、「和解の時だ。人民が勝利し、民主主義が勝利し、人びとの記憶が勝利した。人びとは、社会を含めた経済の発展を選択したのだ。」と述べた

(極右の広報担当を除いて)米国は、公式にどちらを支持するか表明してなかったが、オバマ政権がフジモリをひいきにしていたのは明白だ。

「この選挙結果は、この地域におけるアメリカ政府による封じ込めと撃退戦略のまた新たな後退を意味する。」とワイズブロットは述べた。
ワイズブロットはまた、記録的経済発展にもかかわらず、この地域の他の左派政府が実践した種々の取り組みを前の二代の政府は、やることができなかったために、ペルーの伝統的特権階級はこの選挙で破れたと指摘した。

「ペルーの成長は、確かに大きく貧困を減らした。」とワイズブロット。「しかしエクアドルやボリビア、ブラジル、ベネズエラで起こったような、保健や教育、最低賃金、公的年金、社会支出において他の国々に見られるような種々の発展を政府は果たさなかった。

Source: CEPR

ペルー大統領選最終世論調査結果

Posted in 中南米 with tags , on 2011/06/05 by CC

ペルー大統領選の最終世論調査結果が発表された。(ペルーの法律では、禁止されているようだが、海外メディアに発表するのはいい?)
以下二つの調査結果は、ロイターが報道している。例によって、数字は有効回答の比率であり、無回答や「まだ決めていない」というものは反映されていない。

Datum
オジャンタ・ウマラ 50.8%
ケイコ・フジモリ 49.2%
(調査実施日)6月2日
(調査対象人数)5015人
(誤差)+/-1.4%

Ipsos/Apoyo
オジャンタ・ウマラ 51.9%
ケイコ・フジモリ 48.1%
(調査実施日)6月4日
(調査対象人数)4000人
(誤差)+/-1.6%

この情報元であるIKNによると、Ipsos/Apoyoは、ペルー国内の調査会社・機関では最も信頼されているという。

Source: IKN

ペルー大統領選世論調査(5/22時点)

Posted in 中南米 with tags , on 2011/05/23 by CC


Ipsos/Apoyoによるペルー大統領選の最新世論調査結果(青色)と先週までの結果(灰色)を並べてを表したグラフ。無効回答や「まだ決めていない」を含めると次のようになる。

ケイコ・フジモリ 43%
オジャンタ・ウマラ 39%
無効回答 11%
決めていない 7%

次のグラフは、フジモリ寄りのIdiceによる調査結果。これも、先週(灰色)と今週(赤色)を比べたもので、有効回答のみ。

Source: IKN

ペルー大統領選世論調査比較(5/15時点)

Posted in 中南米 with tags , on 2011/05/16 by CC

以下は、4つの調査機関の結果を並べた、最新のペルー大統領選世論調査結果である。これは有効回答のみを比べたもので、どの世論調査でも「まだ決めていない・無回答」が20%前後あるという。よって、これらの浮動票によって選挙結果が大きく左右されるだろう。また、この情報源であるブログIKNによると、この中で最も公正性が高いのは、緑のIpsos/Apoyoの調査結果だそうだ。

Datum: フジモリ51.7% vs ウマラ48.3%
CPI: フジモリ52.9% vs ウマラ47.1%
Imasen: フジモリ48.8% vs ウマラ51.2%
Ipsos/Apoyo: フジモリ51.1% vs ウマラ48.9%
Idice: フジモリ51.9% vs ウマラ48.1%

Source: IKN

ペルー大統領選世論調査

Posted in 中南米 with tags , on 2011/05/11 by CC

ペルー大統領選に関して行なわれた最近の世論調査の結果を2つ紹介。

まず1つ目は、4月30日~5月6日まで、全国の都市と地方を対象に行なわれたIPSOS/Apoyoの調査結果。(有効回答数1994人)

(グラフ左から)
フジモリ41%
ウマラ39%
無効投票12%
わからない8%

次は、4月30日~5月3日まで、全国の都市と地方を対象に行なわれたIOP/PUCPの調査結果。(有効回答数1570人)

(グラフ左から)
ウマラ40.7%
フジモリ40.5%
無効投票11.1%
わからない7.6%

Source: IKN

中南米カリブ海、09年度失業率

Posted in 経済, 中南米 with tags , , , , , , , , , on 2010/06/14 by CC

ラテンアメリカ・カリブ海経済委員会(ECLAC)と国際労働機関(ILO)の報告によると、2009年度、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の失業率は、7.3%から8.1%へ上昇した。

下のグラフは、南米各国での失業率の変化を表したグラフである。

(クリックで拡大)

グラフ左から
チリ 1.9ポイント
エクアドル 1.6ポイント
コロンビア 1.5ポイント
ボリビア 1.2ポイント
平均値 0.8ポイント
アルゼンチン 0.8ポイント
ベネズエラ 0.5ポイント
ブラジル 0.2ポイント
ペルー 0ポイント
ウルグアイ -0.2ポイント

2008年まで、失業率を徐々に減らしてきたラテンアメリカ諸国であるが、リーマンショックを受けて、労働環境は悪化している。しかしその中でも検討しているのが、ウルグアイで失業率を0.2ポイント減らしている。また、チリでは1.9ポイント上昇しているが、これは当然今年起こった地震以前のものである。

Source via Structually Maladjusted

南米各国の軍事費比較

Posted in 軍事, 対米関係, 中南米 with tags , , , , , , , , , , , on 2010/04/17 by CC

今月初めにロシアのプーチン首相がベネズエラを訪問したが、アメリカの大手メディアはベネズエラの「軍備増強」と騒ぎ立てた。

しかし今回のプーチン訪問で新たな軍事関連の二国間合意はなく、2006年に結ばれた契約の下で、ベネズエラがロシアからMi-17ヘリコプター4機とT-72戦車を90台以上購入したのみである。

そもそも米国は、ベネズエラへの軍事兵器売却を2006年から禁止しており、ベネズエラは新しい兵器の購入はおろか現在保持している米国製兵器のアップグレードもできないため、ロシアとの軍事契約を結んでいる。(米国の技術が入っていれば、第三国からの兵器購入もできない。)
実際、ベネズエラで軍備は増強されているのだろうか?下のグラフはストックホルム国際平和調査機関(the Stockholm International Peace Research Institute)のデータを元に作成された南米諸国の国民一人当たりの軍事費の比較である。
南米国民一人当たりの軍事費グラフ

(Structurally Maladjustedより)

単位は米ドルで、2005年の為替レートを元に計算されている。国は左から、チリ、コロンビア、エクアドル、ウルグアイ、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、パラグアイ。赤が1998年、青が2008年の値である。

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