ボリビア のアーカイブ

CELAC創設:裏庭からの脱却

Posted in 中南米 with tags , , , , , , , , , , , , , on 2011/12/11 by CC

裏庭からの脱却:米政府に挑む新ラテンアメリカ・カリブ海ブロック

2011年12月7日
ベンジャミン・ダングル

TowardFreedom.com

たくさんのラテンアメリカおよびカリブ国家首脳が空港を出て、車パレードやホテルの部屋に入っていった時には、雨雲が緑豊かな山腹とベネズエラのカラカスを取り囲む貧困地域を包み込んだ。 首脳らは、アメリカ政府の力の範囲外で、民族自決を目指す新しい地域ブロックであるラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の設立サミットのために集まった。

特筆すべきことは、米国およびカナダの大統領は不在だったことだ。(両国とも招待されなかった) 米政府によるこの地域への干渉の口実として使われてきた1823年に作られた米国の政策のことを指し示し、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、CELACの設立について、「モンロー主義への死刑宣告だ。」と述べた。 実際に、CELACは、米国の影響力の強い米州機構(OAS)に替わり、ラテンアメリカとカリブ海の統合を強め、この地域自身によるより平等で公正な社会をつくる組織として、多くの参加大統領らによって推進されている。
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中南米カリブ海、09年度失業率

Posted in 経済, 中南米 with tags , , , , , , , , , on 2010/06/14 by CC

ラテンアメリカ・カリブ海経済委員会(ECLAC)と国際労働機関(ILO)の報告によると、2009年度、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の失業率は、7.3%から8.1%へ上昇した。

下のグラフは、南米各国での失業率の変化を表したグラフである。

(クリックで拡大)

グラフ左から
チリ 1.9ポイント
エクアドル 1.6ポイント
コロンビア 1.5ポイント
ボリビア 1.2ポイント
平均値 0.8ポイント
アルゼンチン 0.8ポイント
ベネズエラ 0.5ポイント
ブラジル 0.2ポイント
ペルー 0ポイント
ウルグアイ -0.2ポイント

2008年まで、失業率を徐々に減らしてきたラテンアメリカ諸国であるが、リーマンショックを受けて、労働環境は悪化している。しかしその中でも検討しているのが、ウルグアイで失業率を0.2ポイント減らしている。また、チリでは1.9ポイント上昇しているが、これは当然今年起こった地震以前のものである。

Source via Structually Maladjusted

[ボリビア]ナオミ・クライン:新しい気候運動

Posted in 中南米 with tags , , , on 2010/04/30 by CC

ボリビアの新しい気候運動

2010年4月27日
文/ナオミ・クライン
Source: The Nation

[ボリビア・コチャバンバ]午前11時、エボ・モラレスは、サッカースタジアムを巨大な教室に変え、一連の小道具を並べる。紙皿、プラスチックのコップ、使い捨て雨合羽、手作りひょうたん、木皿、多彩な色のポンチョ。すべては、気候変動とたたかうという彼の要点を説明するために集められた、「我々は先住民の価値を回復する必要がある。」

しかし富める国々は、これらの教訓を学ぶ興味はほとんどなく、その代わりに世界の平均気温を摂氏2度上げるベストな計画を推進している。「それは、アンデスとヒマラヤの氷河が溶けることを意味する。」とモラレスは、世界気候変動と母なる地球の権利人民会議の一環で、スタジアムに集まった何千もの人びとに語った。彼が触れなくても良かったことは、ボリビア国民は、彼らがどんなに持続可能な生き方を選ぶとしても、彼らの氷河を救う力を持っていないということだ。

ボリビアの気候サミットは、喜び、軽率、矛盾の瞬間があった。しかし、その足元では、救いようのなさに対する怒りというこの集会を引き起こした感情を感じることができる。

驚くことはほとんどない。ボリビアは、ドラマチックな政治的変化の真っ只中にあり、今までになかったほど主要産業を国有化し、先住民の声を引き上げている。しかしボリビアの最も差し迫って存在する危機(氷河が憂慮すべき速さで溶け、2つの主要都市での水供給を脅かしている事実)となると、ボリビア人たちは、彼ら自身の運命を自らの手で変えるためにできることは何もなく無力である。
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[ボリビア]水戦争と世界気候会議

Posted in 中南米 with tags , on 2010/04/28 by CC

ボリビア・フォトエッセイ: 水戦争の記憶と世界気候会議の準備

文/ルイス・ゴンサレス、写真/ルーベン・マククレノール
2010年4月19日月曜日

多くの人びとにとって、水戦争は、ボリビアでの新自由主義経済政策時代終焉の始まりとして刻まれた。

2000年のコチャバンバ水戦争から10年、社会運動は、街頭へ繰り出し、米国企業ベクテルの子会社アグアス・デ・トゥナリ社へのコチャバンバ公共水サービスの民営化を阻止した歴史的反抗を記念した。以下の写真は、今週2010年4月20~22日に行なわれる世界気候変動人民会議への提案を参加者が作り上げた際に、国際公正な水が主催した行進からのものである。

バジェ・エルモソ飲料水組合

「水=神の贈り物」、「10年間のたたかい」

水管理者SICA-SUR (Asociación de Sistema Comunitarios de la zona sur)が組織したこのイベントは、労働者、灌漑労働者、女性、青年による中央9月14日広場からの行進で幕を開けた。
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南米各国の軍事費比較

Posted in 軍事, 対米関係, 中南米 with tags , , , , , , , , , , , on 2010/04/17 by CC

今月初めにロシアのプーチン首相がベネズエラを訪問したが、アメリカの大手メディアはベネズエラの「軍備増強」と騒ぎ立てた。

しかし今回のプーチン訪問で新たな軍事関連の二国間合意はなく、2006年に結ばれた契約の下で、ベネズエラがロシアからMi-17ヘリコプター4機とT-72戦車を90台以上購入したのみである。

そもそも米国は、ベネズエラへの軍事兵器売却を2006年から禁止しており、ベネズエラは新しい兵器の購入はおろか現在保持している米国製兵器のアップグレードもできないため、ロシアとの軍事契約を結んでいる。(米国の技術が入っていれば、第三国からの兵器購入もできない。)
実際、ベネズエラで軍備は増強されているのだろうか?下のグラフはストックホルム国際平和調査機関(the Stockholm International Peace Research Institute)のデータを元に作成された南米諸国の国民一人当たりの軍事費の比較である。
南米国民一人当たりの軍事費グラフ

(Structurally Maladjustedより)

単位は米ドルで、2005年の為替レートを元に計算されている。国は左から、チリ、コロンビア、エクアドル、ウルグアイ、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、パラグアイ。赤が1998年、青が2008年の値である。

ラテンアメリカ、新機構発足

Posted in ホンジュラスクーデター, 対米関係, 中南米 with tags , , , , , , , , , , , , , on 2010/03/03 by CC

独立するラテンアメリカ、自らの組織を構築

2010年2月26日
by マーク・ワイスブロット
Source: The Guardian Unlimited

今週、ラテンアメリカは、32のラテンアメリカ・カリブ海諸国の新しい地域機構の創設でまた新たな一歩を踏み出した。アメリカとカナダは除外された。

ラテンアメリカ独立の高まりは、この地域だけでなく世界の他の国々にも影響を与え、過去10年間で最も重要な地政学的変化の一つとなっている。例えば、ブラジルはイランのウラン濃縮の権利を公然と支持し、イランへの更なる制裁に反対している。過去には米国の支配下にあったラテンアメリカは、自らの利益と政策を持って一勢力圏として次第に浮上している。

オバマ政権のこの地域におけるブッシュ元大統領の政策の継続は、暫定的にラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体と名づけられているこの新しい組織の創設を疑いようもなく拍車を掛けるのを助けた。最も重要なのは、昨夏ホンジュラスでメル・セラヤ大統領の民主政府を転覆した軍事クーデターへのオバマ・チームの曖昧さが、この地域全体に深い憤りと不信感を引き起こした。
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[ハイチ]米国による軍事化の懸念

Posted in ハイチ地震, 対米関係, 中南米 with tags , , , , , on 2010/01/22 by CC

ハイチとは眼と鼻の先にある、アメリカはキューバや中国、ベネズエラの救援隊から比べかなり遅れて「救援」として12000人の海兵隊(更に増派される予定)をはじめとする軍隊を派遣した。そして、地震で機能しなくなったポルトープランスの国際空港の管制を一手に引き受けているのが、この米軍である。しかし、ハイチに着いた救援物資は、地震から1週間が経っても被災者にほとんど届いておらず、空港に山積みにされたままである。

一体、米軍は何をやっているのか?

ヒラリー・クリントン米国務長官がハイチを訪れた際、「安全確保」のため救援機を含めすべての航空機は着陸を拒否されたという。また、この時かどうか未確認であるが、17日、医療物資を積んだ国境なき医師団の輸送機が、着陸を拒否され、急遽ドミニカ共和国へ向かわなければならなくなった

また、米軍はヘリで完全武装した空挺部隊を倒壊した大統領府へ派遣し、一帯を占領する作戦を行なっている。この際、救援物資などまったく携行しておらず、救援とは無縁の完全な軍事作戦であったそうだ。
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