メディア のアーカイブ

[ハイチ]「安全への脅威はない」(救援活動参加者の声)

Posted in ハイチ地震, 中南米 with tags , , on 2010/02/07 by CC

ハイチの状況にかんして、NHKをはじめ日本の大手メディアは「治安の悪化」という報道を繰り返している。(その割には、「治安の悪化」を示す映像や写真はほとんど流れていないように思う。)次の経済政策調査センター(CEPR)のハイチに関する2月6日のブログ記事は、実際にハイチで救援活動を行なった人の生の声を紹介している。

救援活動参加者で Children’s Hope創設者のレイサ・ファルクナーは、サクラメント・ニュース&レビューとのインタビューで地震直後のハイチでの活動経験を語っている。彼女のコメントは、救援・救済活動参加者らからの似たような繰り返しの文句を含んでいる:

「ハイチの人びとからの安全上の脅威はありません。救援活動参加者は、彼らを恐れる必要はありません。本当に私は、ライフルを持っている連中に対して、崩壊した建物や家の瓦礫にまだ埋まっている人びとを見つけるのを手助けするためにシャベルを手に取ってもらいたいです。」

Translation by Valparaíso

via “There is No Security Threat from the Haitian People.” – CEPR.

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[ハイチ]「治安悪化」報道

Posted in ハイチ地震, 中南米 with tags , on 2010/01/20 by CC


ハイチ地震の報道で、「治安の悪化」が強調されるようになっているが、地震前からハイチを取材しているジャーナリストたちは、そういったマスメディアとはまったく異なった事実を伝えている。以下は、ハイチ在住の米国人ジャーナリストのアンセル・ハーツ氏の記事を訳したものだ。

ハイチでの暴力の恐怖を煽るのを止めるようCNNに言ってくれ。恥を知れ。

2010年1月19日
私は、ちょっとCNNのトップページを見てみた。文頭はこうだ:

ハイチの倒壊した大統領府の影で、首都の50万人の行き場を無くした住民がいる。しかし4千人の有罪判決を受けた犯罪者が解き放たれた中で、何もそして誰も安全ではない。

地震の翌日から、彼らは暴力ミームを前面に押し出し始めた。その夕刻、私はスカイプを通じてウルフ・ブリッツァーのインタビューを受けた。インタビューの半ばで、彼らは空港からの特派員との生中継に切り替えた。

彼は、ハイチ国家警察主任であるマリオ・アンドレソと少し話し、アンドレソは、地震当日、刑務所を脱け出たすべての囚人による制御しきれない暴力について警告を発した。CNNレポーターは、この主張を無批判に繰り返した。

私に戻ってきたとき、私は刑務所の残骸を歩いていたことを説明し始めた(これがそのビデオ)。その囚人の多くは、報道によると脱出しようとしたところ警官に撃ち殺された。そして私は、今のところ暴行を見ても聞いてもいなかった。

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[ホンジュラス]8月下旬の世論調査結果(1/2)

Posted in ホンジュラスクーデター, 中南米 with tags , , , on 2009/10/11 by CC

テグシガルパの調査会社COIMEI&OPが行なった世論調査結果が公表された。この会社は、今年初め、政府によって公式に11月29日の大統領選挙の集計を任されている。調査は、18歳以上のホンジュラス人1470名に8月23日から29日までの間に実施された。

あなたは、6月28日のマヌエル・セラヤ・ロサレス大統領に対するクーデターに賛成しますか?
賛成 17.4%
反対 52.7%
無回答 29.9%
(無回答を除いた回答者のうち75%が反対している。)

ミチェレッティは、権力に留まるべきですか、それとも現政府から退くべきですか?
ミチェレッティは留まるべき 22.2%
ミチェレッティは退くべき 52.7%
無回答 17.7%

あなたは、マヌエル・セラヤ・ロサレスの共和国大統領職への復帰を支持しますか?
支持する 51.6%
反対 33%
無回答 15.4%

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ベネズエラのラジオ放送免許停止について

Posted in メディア with tags , on 2009/08/04 by CC

ベネズエラでラジオ局の放送免許が停止されたというニュースは、日本のと大手マスコミでも取り上げられたが、概してチャベス大統領が反対派の言論を押さえ込もうとしているというような報道である。実際のところ本当にそうなのであろうか?2002年4月ベネズエラでの失敗したクーデターにアメリカ政府が関わっていたことをその著書で暴いたエバ・ゴリンジャー氏は、自身のブログで以下のように述べている。

…ベネズエラの反対派グループは、チャベスに対するクーデターを引き起こそうとしている、再び。行政上の違反のためベネズエラの通信委員会(CONATEL)による34のラジオ局の放送免許の停止に対して全国での不安定化活動を呼びかけている。明らかに、34の停止された放送局は、完全に通信法と行政手続に違反している。その中には、放送局の運営者や所有者がそれらの周波数で放送する許可さえ持っていなかった例や、他にも許可が古くまったく更新されていなかった例、CONATELからの承認なしに第三者へ不法に譲渡されていた例があった。

いずれにしても、ベネズエラの反対派は、ベネズエラ政府に対する抗議の呼びかけと不安定化行動への国際社会の支持を呼びかける口実にこの状況を利用している。電波におけるメディアの放送免許の停止は常に政治的色合いで見ることができる一方で、遵守されなければならない法律や規則もまた存在し、この場合CONATELは単純に法律を実施しているにすぎない。放送を続けながら法律を遵守している他のラジオ局は、まだたくさん(数百局)あり、その大部分は反対派が運営している。法律に違反するものは罰せられるだろう。それが法治国家である民主主義国の運営の仕方である。

Creative Commons License
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

ホンジュラス軍の発砲映像

Posted in ホンジュラスクーデター, マルチメディア, 中南米 with tags , , , on 2009/07/05 by CC

前の記事で紹介したホンジュラス在住のダリオのメールにもあった、軍がクーデターに抗議する人びとを乗せたバスのタイヤを撃つという事件をCNNがその映像を放送している。Youtubeビデオの画質はあまりよくないが、その様子がよくわかる。映像の始めのほうでは、反クーデターの人びとが連帯のチャント(掛け声)をしているのが聞こえる。

ホンジュラスからのメール2

Posted in ホンジュラスクーデター, 中南米 with tags , , , on 2009/07/04 by CC

ホンジュラス地図ホンジュラスで2番目に大きい都市サンペドロスーラの住民であるダリオからブロガーのオットーへ宛てたメールの2通目を紹介する。

こんにちは、オットー

状況は、強烈なメディア封鎖と、特に地元地域から行動を起こし首都へ向かいたい仲間の市民に対していまだ起こっている暴力的弾圧といった昨日とまだ同じ路線上にあると言える。彼らは、主な幹線道路から下ろされ、古い悪路を行かざるをえないが、彼らや私たちが正義や正当と考えるものを守るという確信を彼らはみんな持っている。

ミチェレッティの命令は、テレチレ、カラコル、アルヤゼラ(とか何とか[オットー注:アルジャジーラのことだと思う])、グアテビシオンやテレスールといった国際ニュースチャンネルを封鎖することだ。これは、事実上の政府に反することを放送する許可のない一部の地元チャンネルの最小限で条件付きの開放と対比される。

日が経てば、すべての熱心なデモ参加者の到着で首都が完全に停止されることを望む。彼らは、(奇跡的にバスのタイヤだけに当たった)銃弾や殴打で脅され、撤退を強要されても、長い道のりを歩いてできたまめとともに、かなりの団体がテグシガルパに到着している。

これが、言論の自由を許さないためにメディアに圧力をかけるだけでなく、夜間外出禁止令下で軍が私たちに許可する動員のわずかな可能性をも制限するその強力な扇動的グループの政治家によって完全に支配された、私たちホンジュラス人が生活している不安定と緊張の背景である。

この自称大統領は、昨日と今日、ラジオとテレビの全国放送でその他社会プログラムへまわされる5千万レンピラに3百万米ドル足した分について話した。これは、すべての公務員が無期限で後戻りできないストライキに入っていることを人びとは知っているときに、事実上の政府が機能していると国民に信じさせるための侮辱的試み以上の何ものでもないとみんな見ている。国は機能していない、唯一働いているのはクーデター屋だ。

この時点で私たちは、国連の「青いヘルメットの」平和維持軍の介入は必要ないことを望むが、私たちの大好きな恐竜が脅しているように、自らのクーデター屋政府を終わらせようとする攻撃に対して自分を守るための人間の盾として子どもたちを使うことも厭わないだろう。

現在まで、これが明らかにしえたニュースだ。もし運命が許し、やつらがインターネットの電力を切らなければ、サンペドロスーラで起こっていることを報告し続けるよ。

ホンジュラスより
ダリオ

5千万レンピラ=約1億5千万円

スペイン語の原文と英訳は、ここ

ホンジュラスからのメール

Posted in ホンジュラスクーデター, 中南米 with tags , , , , on 2009/07/03 by CC

ホンジュラス地図クーデター発生以来、事実上の政府はメディア規制を行なっており、実際ホンジュラスで何が起こっているのかわかりづらい。ホンジュラスの住民からのメールがラテンアメリカに関するブログIKNに載っていたので紹介する。

こんにちは、メッセージへの返答ありがとう。状況はまだ不安定ということと、恐竜によって率いられるこの事実上の政府による弾圧は大きくなっていることを伝えたい。昨夜(火曜日夜)と数分前に、赤い恐竜ミチェレッティとその野蛮な従者は、すべてのテレビ・ラジオ局で完全に誤った情報を与える演説を行なった。もちろん、私たちは分かっている、ここにいる私たちは真実を知っている。私たちには通信手段がなく、示された唯一の情報は、クーデター屋を助けるものだ。

ジョロ県のエル・プログレソといった地域では、(衝突の際にバリケードとして使うために)主に若者をターゲットとした強制的軍事動員の命令を下していることを報告する。また、オランチョ県(ホンジュラス最大、セラヤ氏の出身地域)では、バスで首都に向かっていた人びとに対して暴行し、バスから強制的に降ろし、バスのタイヤを撃ち弾圧している。

私が住んでいるサンペドロスーラでは、(セラヤ氏側の市長の一人である)市長を降ろす命令を下し、逮捕状を出している。やつらは、市長をウィリアム・ホール(不思議なことにミチェレッティのいとこ)に替えようとしている。

これが君の役に立つことを望む、そして他に何かあれば伝えるよ。同様に、何か必要であれば、メールか電話して、番号は24時間いつでも(504)9*******

ダリオ

スペイン語の原文と英訳は、ここ

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