[ホンジュラス]軍・警察の弾圧つづく

2009年11月27日
Narco News メールニュースより

ホンジュラスの「選挙」まで2日を切ったなか、クーデター政権は街頭での軍と警察の大量動員で国民に対する弾圧と脅迫を続けている。テグシガルパからタマル・シャラビが以下のように報告している:

「11月8日、エルビス・テハダの家の屋根から強制的に武装グループが入ってきた。ベッドに一発撃って、彼らは脅迫した、『我々はお前を殺す。』近所の人びとが警察を呼んでいる間、エルビスは彼の部屋で25分間拷問され、彼の妻と息子はリビングで震え上がった。エルビスは、人権団体と検事局へ訴状を提出しているけれども、責任を負う政府が正義を行なうとは到底信じていない。」

「・・・自由な選挙を保障するために必要な言論の自由は、抵抗戦線に伝えられているメッセージではない。脅迫、拷問、不法な拘束、そして極端な場合では暗殺が投票日の大規模な動員を防ぐために行なわれている。ホンジュラス反クーデター抵抗戦線は、反対派と衝突を避けるために投票日の『人民による外出禁止令』を一週間にわたって促している。ホンジュラス人権調査促進センター(CIPRODEH)は、ホンジュラスで活動しているほぼすべての人権団体に対する警察と軍からの直接の攻撃を記録している。もし彼らの安全が保障されなければ、他の国民の状況は更に危険にさらされるだけである。」

翻訳: Valparaíso

タマル・シャラビのリポート全文(英語)。

血だらけで倒れた男性を見る警察

警察と対峙する女性
男性を踏みつける警察
反クーデターのデモを行なう人びと
写真: Honduras Resists より

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