[ハイチ]おすすめ記事

中南米 タグと , への Valparaíso による投稿 (2010/02/09)

日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(レコム)のブログ記事より

■ハイチ地震 侵略のための無秩序戦略 ホセ・ルイス・ビバス

1月12日にポルトープランスを襲った地震は、ハイチへの幾度目かの軍事的侵出と占領を正当化する格好の口実を提供した。ハイチは2004年からすでに占領されていたが、今や、どのような仲介もなしに主要勢力によって直接占領されることになった。占領の政治的戦略的な動機には事欠かない。同時に、現在の占領の主要な仲介勢力であるブラジルを牽制することにも役立つだろう。というのは、ブラジルは、ハイチで良い活動をしているが、ホンジュラスのクーデターの時のようには動いていないからだ。

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[ハイチ]「安全への脅威はない」(救援活動参加者の声)

中南米 タグと , , への Valparaíso による投稿 (2010/02/07)

ハイチの状況にかんして、NHKをはじめ日本の大手メディアは「治安の悪化」という報道を繰り返している。(その割には、「治安の悪化」を示す映像や写真はほとんど流れていないように思う。)次の経済政策調査センター(CEPR)のハイチに関する2月6日のブログ記事は、実際にハイチで救援活動を行なった人の生の声を紹介している。

救援活動参加者で Children’s Hope創設者のレイサ・ファルクナーは、サクラメント・ニュース&レビューとのインタビューで地震直後のハイチでの活動経験を語っている。彼女のコメントは、救援・救済活動参加者らからの似たような繰り返しの文句を含んでいる:

「ハイチの人びとからの安全上の脅威はありません。救援活動参加者は、彼らを恐れる必要はありません。本当に私は、ライフルを持っている連中に対して、崩壊した建物や家の瓦礫にまだ埋まっている人びとを見つけるのを手助けするためにシャベルを手に取ってもらいたいです。」

Translation by Valparaíso

via “There is No Security Threat from the Haitian People.” – CEPR.

[ハイチ]立ち上がるハイチの人びと

中南米 タグと , , , への Valparaíso による投稿 (2010/02/04)

ジャーナリストで映像作家のケビン・ピナは、支援団体とともにハイチで救援活動を行なっている。以下は、ハイチからラジオ番組Flashpoints(2月3日放送分)にピナが伝えたものをまとめたものである。

  • 配給品クーポンを女性に限って配るようにしてかなり支援物資が被災者に行き渡るようになったが、まだまだ十分ではない。栄養不足や脱水症状が深刻で、そのせいで亡くなる乳幼児も出ている。地域社会の指導者たちは、自分の地域の実情を把握しており、彼らに配布を一任すれば支援物資配給の問題はすぐにでも解決するはずだが、世界食糧計画(WFP)といった国連機関はそれを拒否している。被災者の多くは、現在南アフリカに亡命しているジャン=ベルトラン・アリスティド元大統領の支持者で、ラヴァラの家族に属しており、国連や政府は、彼らが組織されるのを恐れている。(アリスティドは、地震発生直後からハイチへ戻る用意があると発表しているが、許可が下りず実現できていない。)
  • ラヴァラの家族は、地震後初めてポルトープランスでデモを行ない、プロヴァル大統領や、無料で配られるはずの配給物資を転売した市長局の汚職を非難し、アリスティドの帰還を要求した。
  • 現在、避難場所でははしかなどの感染症が流行っており、衛生状態の悪化が懸念される。一時的には、生活場所から少し離れた場所に穴を掘ってトイレにしているが、排泄物処理の問題を早急に手を打たなければならない。また、特に子どもの間で風邪が流行している。
  • 避難場所の近くの市場には食料があり、被災者に金を渡して食料や水を確保している。配給される物資よりも市場の方が多い。
  • 米軍は、今週になって動きが活発になっているが、警備が主な任務となっており、他の事はあまりやっていない。
  • ハイチの被災者たちは、典型的な難民のようにただ支援物資が来るのを待っているのではない。各避難場所では、被災者たち自らがリーダーを選んで組織して助け合っている。また、自分たちで新しく家を建て直している人びとも多くいる。しかし、ハイチの人びとと国連や国際援助団体との連携ができていないことが、救済活動にマイナスの影響を与えている。

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[コロンビア]大量死体発見

中南米, 軍事 タグと , , への Valparaíso による投稿 (2010/02/03)

ラ・マカレナで陸軍の大量死体

大老死体遺棄現場のエル・ヌエボ・エラルドの報道記事からの写真

2010年1月29日
Plan Colombia and Beyondより要約

コロンビアの首都ボゴタの南約320kmにあるラ・マカレナで2000体の大量遺体が発見された。

スペインのプブリコ紙は、以下のように伝えている。

2005年以来、陸軍は、エリート部隊を周辺地域に展開し、地元の墓地裏に無記名で埋めるという命令の下、何百もの死体を遺棄している。

コロンビア人権擁護常任委員会事務局長で法学者のハリオ・ラミレス氏は、、イギリス国会議員の代表団を数週間前のラ・マカレナ墓地の重大さが分かり始めた時に案内した。「我々が見たのは、見も凍るものだった。」とラミレス氏は、プブリコに語った。「無数の死体、そして地面の上にはNN [name unknown=身元不明]という碑文と2005年から現在までの日付が入った何百もの白い木製の額だ。」

ラミレス氏は、「陸軍司令官は、我々に対してそれらは戦闘で死んだゲリラだと言ったが、地元の人びとは我々に多数の失踪した社会的指導者、カンペシーノ[貧農]、地域の人権擁護者について語った。」

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[ハイチ]地震から19日

中南米 タグと , , , への Valparaíso による投稿 (2010/01/31)

「救援求む」(写真:アンセル・ハーツ)

以前にも、警察署や市長室に集められた救援物資について述べたが、それについてより詳しい状況を米国人ジャーナリストのケビン・ピナがFlashpoints(28日放送)に伝えていた。ハイチ政府によって送られたこれら物資は、住民に配布されずに警察署や市長室に蓄積されたままであるが、これらは警察や役人が自らのために置いているという。ラテンアメリカでは典型的な横領だ。

その他、ピナは米軍の動きについても触れ、ハンヴィーで被災地を巡回しているという。そもそも「治安の安定」自体が必要でないため、米兵自身もどうしたらいいかわからないようだと伝えていた。

また、ピナは地震から2週間以上たった現在でも命が救い出されている状況に触れ、もしオバマ大統領がハイチを軍事化せず、即座に救援隊を派遣していたらもっと多くの人命を救助できることができただろうと悔しさをにじませていた。そして、地震で負傷した人びとについて、これからは術後のケアが重要になってくるため、多くの看護師が必要になってくると伝えた。また、3月からは雨季に入るため、多くの人びとが地べたで生活している中で、衛生面や新たな感染症の発生が懸念されるという。

ハイチに滞在している米国人ジャーナリストのアンセル・ハーツも、30日の記事で米軍と国連平和維持軍について述べていた。ハイチの人びとの多くは、国連平和維持軍に対して不信感を抱いており、むしろ米軍の方を歓迎しているようだ。(これについては、ケビン・ピナも同様の報道を行なっていた。)その米軍の駐留も復興が済むまでと念を押していた。この背景にあるのは、ハイチの人びとはハイチ政府を全く信用してないことであり、政府は何もできないと思っており、それより米軍の方がまだなにかやってくれるのではという期待があるという。同時に、多くのハイチ人は2度も民主的に選挙で選ばれたジャン=ベルトラン・アリスティド元大統領がハイチに帰ってくることを願っているという。

[ホンジュラス]抵抗運動は新たな局面へ

ホンジュラスクーデター, 中南米 タグと , , への Valparaíso による投稿 (2010/01/30)

テグシガルパのブラジル大使館へ身を寄せて129日目にして、マヌエル・セラヤ大統領はぺぺ・ロボやグアテマラのコロン大統領らに付き添われ、空港へ向かった。セラヤ大統領は、ドミニカ共和国のレオネル・フェルナンデス大統領に招待を受けており、同国へ短期滞在した後、メキシコへ向かう予定。セラヤ大統領は、ホンジュラスでいくつもの件で告訴されており、現時点では公正な裁判が受けられないとして、国外へ亡命する。告訴が取り下げられる、あるいは公正な裁判が受けられるようになるまでメキシコへ留まるようだ。

一方、ホンジュラス国内では、ぺぺ・ロボが「大統領」の座に就き、抵抗運動は新たな局面を迎えている。以下の記事は、抵抗運動の活動を英語で伝えているブログHonduras Resistsより。

5日目報告:ロボが権力を握る中で、大規模デモ

国際的企業メディアが、クーデターはついに抵抗運動に勝利した、あるいは少なくとも危機は終わると示唆する中で、事実上の大統領ポルフィリオ・「ぺぺ」・ロボは、今日、権力の座についた。一方で、誘拐、殺人、そして脅迫といういまだに起きている人権の危機にもかかわらず、すべての年代、階層、地域から何十万ものホンジュラス国民は、ロボの大統領としての正当性の明白な拒否を表し、正義と制憲議会の要求は消えないことを証明するために街頭へくり出した。

主催者は、クーデター以来2番目に大きなデモだったと言う。テグシガルパとサンペドロスーラでデモ行進が、そしてその他の地域でもそれより小さいデモ行進があった。首都での行進は、空港へ向かい、追放された選挙で選ばれた大統領のマヌエル・セラヤがドミニカ共和国へ短期の退去のための飛行機へ乗るのを見るために待つ中、海原のようなホンジュラス市民は、踊り、スローガンを叫び、ものすごい気迫を示した。7月5日に軍によってイシス・オベド・ムリージョが殺害された場所にステージが設けられた。ミュージシャンたちは、抵抗の歌を演奏し、抵抗運動のすべてのセクターがスピーチを行ない、抵抗運動の犠牲者たちの名前が読み上げられた。

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[ハイチ]進まない救援物資の配付

中南米 タグと , , , への Valparaíso による投稿 (2010/01/29)

長年ハイチを取材してきた米国人ジャーナリストのケビン・ピナは、地震後初めてハイチに入り、今週からラジオ番組「Flashpoints」へ報告を行なっている。25日と27日の放送の中でピナが伝えたこと

救援物資がいまだに空港へ山積みになっており、空港から数キロしか離れていない場所にあるアリスティド基金の病院にさえ医療物資が届いていない状況を伝えた。現地で活動しているNGOなどは、自分たちで自国から運ばせた救援物資さえも空港で受け取ることができないという。アメリカ軍が「治安」を最優先としているため、物資の輸送が後回しにされていおり、そのためハイチの被災者たちの間で余計に不満が高まっている。「治安」の安定が、逆にそれが治安を悪化させる元凶となっている。

また、国連平和維持軍が被災者に物資を配っていたところ、被災者の間で小競り合いとなり、軍がゴム弾を撃って威嚇するという映像が日本でも流れたが、元々集まってきた被災者に対して運んできた救援物資が圧倒的に少なかった。この件について英紙インディペンデントは、27日付けの記事で次のように書いている。

押し合いへし合いしている群集は、ペパースプレーを噴射している、あるいはゴム弾を空へ向かって発砲している18人のウルグアイの国連平和維持軍に全く気づかなかった。なぜ人びとへ話しかけて落ち着かせようとしなかったかと尋ねられ、ひとりの兵士は、「我々が何をやろうが関係ない。やつらは動物だ。」と叫んだ。

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